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好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)

実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作

茜台自然広場~ジャンダルム~赤根ヶ峠  2023-01-28  

茜台自然広場~ジャンダルム~赤根ヶ峠  2023-01-28

033a 第一展望台・・・と、勝手に言ってみたが
B☆IMGP0033a

一月の中頃はハッキリとしない天気が何日かあったが、その後は好天が続き、寒さがだいぶ厳しい日となっていた。これで暖かくなると花粉が一気に漂いそうな感じで、困ったことになる。当方は数年前に花粉症のお仲間にデビューして以来「鼻水垂らしの常習者」となった。

026 左・100年ナラ尾根コース – 中・谷コース – 右・ジャンダルム(尾根)
B☆IMGP0026

上に茜台自然広場~ジャンダルムと記したが、実際には龍崖山公園の南、工業団地内にある大河原配水場から左周りに歩いて車道を少し下り、茜台自然公園~ジャンダルム~赤根ヶ峠~大河原配水場に戻るルートで一回りを歩くことになる。諸々の合間に軽く歩けるコースである。

027 谷コースを少し入って右の尾根に
B☆IMGP0027

ほとんどの人はここから柏木山に入るのだが、この茜台自然広場からは3本のルートがある。広場の入り口に立って山側を見た時に①谷左側の「100年楢尾根ルート」。②尾根間の「の谷ルート」 ③谷右側の「ジャンダルムルート」である。

028 ジャンダルム・尾根の入り口
B☆IMGP0028

029 こんな感じの所を登って・・・
B☆IMGP0029

さて、今回は中央の谷ルートを少し進み、すぐに右手の入り口から左右の折り返しを登ればすぐに第一展望台(勝手にそう呼んでみた)に到着、標高の割に見通しが良く、近くは龍崖山、御嶽八幡神社(多峯主山の南側)、遠方にはビル群、スカイツリーなどが目に入ってくる。

031
B☆IMGP0031

032 第一展望台に
B☆IMGP0032

033 何処にでもありそうな風景がよいですね。
B☆IMGP0033

034
B☆IMGP0034

035 スカイツリーが見える。
B☆IMGP0035

036 隣の龍崖山
B☆IMGP0036

以前にもこの茜台自然広場は登山口や下山口として何度も訪れている。道路側に駐車場(10台程駐車可能)があるがこの日はは満車であった。(当方は先に記したが、大河原配水場から歩き始める)

038 まだ標高は大したことがないが、視界は広い
B☆IMGP0038

040 名栗川(入間川)を越えた視界に多峯主山の南「御嶽八幡神社」
B☆IMGP0040

041 尾根を南に向かい徐々に高度を上げていく(と、云っても大したことない)
B☆IMGP0041

042 快適な感じの尾根道
B☆IMGP0042
こう言う所であれば気分良くどんどん行けるが、良いことは長続きしないのは世の常だ。

043
B☆IMGP0043

044
B☆IMGP0044

045 振り返ってみると意外と登っている
B☆IMGP0045

046
B☆IMGP0046

047 第二の展望台(勝手に言っちゃってますが)
B☆IMGP0047

048 左は武甲山(奥武蔵アルプス) 右は天覚山(飯能アルプス)
B☆IMGP0048

049 2級基準点(住宅都市整備公団?URさんかな)
B☆IMGP0049

050 蕎麦粒山には雪が見える
B☆IMGP0050

051 柏木山方面、下はゴルフ場
B☆IMGP0051

052 中央に蕎麦粒山、有間峠
B☆IMGP0052

053 川苔山-棒ノ嶺-日向沢ノ峰
B☆IMGP0053

054 ウノタワ-大持山-小持山
B☆IMGP0054

056 更に登り
B☆IMGP0056

これより基本は左に谷側の道を意識しながら、右手に時折は西に開ける奥武蔵の山々を見ながら尾根道を進むことになる。

057
B☆IMGP0057

060 右手奥には奥多摩、奥武蔵の山並が見えるのですが
B☆IMGP0060
木が邪魔をして・・・

061 狭い尾根の登り道であるが、広葉樹が多く冬の今は明るい。
B☆IMGP0061

062
B☆IMGP0062

063
B☆IMGP0063

064 何回か登りと軽い下りを繰り返すと、谷から上がってくる道が近づいてきた。
B☆IMGP0064

065
B☆IMGP0065
この先は道が集まり(赤根ヶ峠から、100年ナラ尾根道、谷の道、ジャンダルム・尾根道、柏木山)それぞれに散っていく。
*** ここで***
ジャンダルム・・・日本では穂高連峰・奥穂高岳にある3163mドーム型の岩稜を云うが
今回の柏木山の北東、誰が言出されたかこのジャンダルムは大胆にも300mにも満たない。
068
B☆IMGP0068

069
B☆IMGP0069

ほとんどの人は柏木山に向かうが、当方は楽な周回コースの赤根ヶ峠~大河原配水場に向かうことになる。

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B☆IMGP0070

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B☆IMGP0071
あとは緩い下りを1.5km程行けば、歩き始めの大河原配水場だ。
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B☆IMGP0072

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B☆IMGP0073

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B☆IMGP0076

078 伐採/ナラ枯れ病(カシノナガキクイムシ穿孔)
B☆IMGP0078

079 赤根ヶ峠
B☆IMGP0079
今は閉じられたが畑トンネルが出来る前、名栗川側と成木川側を行き来するための交通の要所であったと思われる。

080
B☆IMGP0080

赤根ヶ峠の赤根は・・・赤い根に通じ、染料に使われる根の赤い茜の可能性がある。
この辺で茜が採れたのか・・・飽くまでも推測。

082 周回のゴール大河原配水場まであと僅か
B☆IMGP0082

084 みはらし台 配水場まで580m
B☆IMGP0084

087 柏木山
B☆IMGP0087

088 
B☆IMGP0088

089
B☆IMGP0089
恥ずかしいことにゴールの配水場の写真を撮り忘れてしまった。
獣道を通るワケでもなく、危険な所は無く、藪漕ぎもない。
このコースは適度な登り降りのある 明るい尾根道を歩く、約1時間半の軽い周回路である。


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Posted on 15:08 [edit]

category: 飯能周辺

tb: 0   cm: 8

多峯主山 -2 山頂からの展望 2022-02-18  

多峯主山 -2 山頂からの展望 2022-02-18
 
既にひと月を過ぎてしまったが

26A 多峯主山頂から南西方向
☆IMGP4026A
天気が良ければ安物カメラで撮ったものでも意外と見えるものだ。
手前は飯能、東西の樹帯は加治丘陵、入間市、遠方は都心のビル群
右下は丸広と飯能信用金庫

多峯主山、この日は2月18日でる。天気が良く寒さは全くない。それどころか見返り坂の方から石段の道を(律儀にも)マスクをしてハァハァと登れば、額と背には汗の滴りを感じる。

前回⇒
 多峯主山 -1天覧入谷津_常盤御前 2022-02-18

27 
☆IMGP4027
少し視界を右にすると八高線が見える。
加治丘陵の裾に建物(マンション)が見えるが、その手前を右から左(西から東)へ入間川が流れている。

27A トリミングして分かり易く見ると
☆IMGP4027A
1 阿須という謂れの地形(崩れた崖を意味する)
 1の右に飯能市民体育館、市球場(照明が見える)トーベ・ヤンソンあけぼの子供の森公園(通称ム~ミン谷)、アケボノスギ(メタセコイヤ)も見える。
更に東(右手に)加治東小学校
2 入間川右岸のマンション・入間市
3 八高線…手前は東飯能、向こうは金子~八王子

28 視界を更に右(南側)へ 左上に西武ドーム
☆IMGP4028
加治丘陵の先には山状の形が見える。手前は飯能の街

28A トリミングすると 
☆IMGP4028A
 ↑の数字の説明
1 難問で別途に下の方に記す。
2 桜山展望台(寄棟)・加治丘陵
3 駿河台大学
4 八高線入間川橋梁
入間川橋梁は⇒
 夕焼け列車 入間川八高線橋梁をさまよってみる 2021-07-26

5 加治中学校
6 加治丘陵
7 飯能南高校
8 飯能駅南口

1 難問!! 房総半島か?…
東京のビル群の向こうに何やら山の様に陸地が見える。
帰ってから地図を見たが、都心のビル群の向こうは東京湾、その先が見えるとすると房総半島か、まさか三浦半島は見えないだろうと思うがどうだろう。
因みに房総半島で高そうな山は、南房総市にある標高408mの愛宕山(南房総市)である。位置は千葉県の南端部で、緯度的には三浦半島の先端辺りと同じである。千葉には海は有るが山らしい山は無し、愛宕山の次は全て300m台である。それに関しては海無し県埼玉と逆だ。

見えているのが房総半島だとすれば、愛宕山までは直線距離で約104.21㎞である(注意・山人が計測したのであてにならない)
☆後日、ぶらっと遡上探索さんから「難問の山、GoogleMapで確認しました。房総半島の鹿野山方向です、其の後ろが愛宕山なので正解ですね。」と言うコメントを頂きました。ありがとうございます。

29 
☆IMGP4029

三浦半島の山はここから見えてないと思うが、仮に見えたいれば最高峰は241.3m大楠山(おおぐすやま)で、横須賀市西部にある。
200m台でも関東100名山の仲間入りを果たしている(100位)

30 視線を徐々に南に移してみる
☆IMGP4030

31
☆IMGP4031

32
☆IMGP4032

34 ほぼ真南の大山(左)、丹沢山塊
☆IMGP4034
丹沢山‐‐-蛭ヶ岳
丹沢の手前の山並、大山の右に高尾山

33 大山
☆IMGP4033

35 檜洞丸_ _ _大室山
☆IMGP4035

37 雪の富士山も顔を出している。
☆IMGP4037

38 南西 大岳山_御岳山奥の院
☆IMGP4038
手前は柏木山と、くすのきカントリー倶楽部

39 御前山
☆IMGP4039

46 西 川苔山-日向沢ノ峰-蕎麦粒山
☆IMGP4046
----棒ノ嶺-----------------有間山稜

49 大持山‐小持山-前川岳-武甲山
☆IMGP4049
天覚山‐大高山

51 東 筑波山が見え、今日はかなり遠望が効く
☆IMGP4051

52 北 高指山-男体山-日和田山
☆IMGP4052
北の方向、左の高指山と右の日和田山の間に雪を纏った日光の男体山が見えている。雪山が見えるとなぜか嬉しくなる。奥武蔵にはこのような山は無いからか、本格的な雪山に登る実力もないのにただの憧れのようなものか…

44
☆IMGP4044

45
☆IMGP4045

60 富士山と大岳山
☆IMGP4060
それに右下に柏木山(右下303m)が見るのだが、
標高の桁が違う山を並べて記して良いものかどうか…

63 見返り坂
☆IMGP4063
頂きのベンチで春直前の微風を襟元に受け、
展望を楽しみながら水分の補給をする・・・正に至福のいっ時である。

さて、頂きから見えたのは房総半島なのかと、少しばかりの疑問を持ちながらも
見返り坂を下って本日の徘徊は終了となる。


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Posted on 18:55 [edit]

category: 飯能周辺

多峯主山 -1天覧入谷津_常盤御前 2022-02-18  

多峯主山 -1天覧入谷津_常盤御前 2022-02-18

25a スカイツリーと高層ビル群(池袋~) 多峯主山から
☆IMGP4025a

2月18日、青い空に白い雲、寒さ和らぎ、風もなく、
絶好の徘徊日和である。
この良い天気に誘われて多峯主山を歩いてみた。
2020年から始まったコロナ禍のために遠方に行き難くなったが、
当市は面積の75%が森林で近場に歩ける低山がいろいろあり、こんな時ばかりは都合が良い。

97a  「森林文化都市」 宣言 飯能市 夢馬(むうま)2005年4月1日
☆IMGP9897a 間野黒指2018年2月
「この美しい自然をいつまでも大切に!」

体良く言えば「森林文化都市」だが、地図を見れば関東平野の西端に位置し
それより先は深い山、分かり易く言えばどん詰まりの地と云うわけだ。

◇ 関東平野 西端
20180118001355dc5[1]

飯能駅の北西に位置する多峯主山は市内外の人を含めて天覧山と合わせた延長線で訪れる場合が多い。
当方も普段はそのように歩くのだが、この日はどう言う訳か能仁寺山門の前を左に折れ、すぐに右折して天覧山の西の谷津(天覧入谷津田・てんらんいりやつだ)から入ってみた。

91 天覧入谷津田(天覧山の西側) 廃田
☆IMGP3991

92 廃田とヨシ
☆IMGP3992
右に曲がれば 高麗峠~巾着田

93 
☆IMGP3993
直進すれば見返り坂
牧野富太郎博士が発見したハンノウササが自生している。
今回の往路は見返り坂の手前を左に入って、本郷配水場方面側に進んでみる。
出来るだけ歩いたことのない道を行きたいのだが、徘徊も数を重ねると近辺は殆ど歩いてしまい、そのうちに残されたのは獣道か藪漕ぎとなりそうだが、寿命の方が先になるかな。

94
☆IMGP3994

95
☆IMGP3995

96 多峯主山への道としてはあまり歩かれて無さそうだ。
☆IMGP3996
きっちりと整備された道よりも、この位の状態の方が気持ちの落ち着きを感じるのはどういうワケだろう。

97 分岐へ
☆IMGP3997
←は本郷配水場~吾妻峡、 →は見返り坂へ合流~多峯主山へ

98 まだ2月だというのに常緑広葉樹が多いので一面が青々としている。
☆IMGP3998

99
☆IMGP3999

00 ヒノキの尾根道、並木状に植えられている。
☆IMGP4000
残念ながら枝打ちや間伐などがされて無いようだ。

01 「見返り坂」の途中に合流
☆IMGP4001

「見返り坂」とは
源義経の母、常盤御前がこの山(多峯主山と思われる)に登ったとき、あまりの風景のよさに後を振り返り、振り返り登ったことによりこの名がついたといわれています。約800~900年も前のことで、その頃の自然環境がどの様になっていたか分からない。
天覧山の北西側と谷津がどんなふうに見えたのか…現状の見返り坂の周囲は数十年前に植林されたスギ、ヒノキである。想像するに当時は広葉樹で、春であれば若葉、秋であれば彩り鮮やかな紅葉が見えたであろう。しかしながら時季も不明である(飽く迄も山人の知る範囲で)

02 
☆IMGP4002

この先には常盤御前の宝篋印塔がある(今回は立ち寄りしてない)

宝篋印塔(ほうきょういんとう)・(常盤御前・源義経の母)は⇒
 天覧山・多峯主山 超入門コース2 見返り坂から多峯主山-天覧山

03 
☆IMGP4003

この周辺に常盤御前に関わることとして
「常盤平」と「よし竹」があるが、今回は両方ともパスしている。

「常盤平」は多峯主山頂きから少し下ったところで、南側が開けた場所である。休憩用のベンチが置いて有る。宝篋印塔はその近くである。宝篋印塔と常盤平は上のリンク先にある。

「よし竹」は、常盤御前がこの山に登りながら「源氏再び栄えるならこの杖よし竹となれ」といって持っていた竹杖を地に立てたところ、それが根づいて一面の竹林となったといわれる所である。今もよし竹と呼ばれる竹の植生がある。場所は山頂の下、雨乞池から少し下ったところにその竹と説明板がある。

04
☆IMGP4004

ところで常盤御前の様な高貴な方が何用でここをお通りになられたか…
ここを通る様な必要性があったのか、不思議なこと
だが深く考えるのは野暮と云うもの、伝説として人それぞれの想像に任せた方が夢があって良い場合がある。

06
☆IMGP4006

07
☆IMGP4007

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☆IMGP4008

09 分岐
☆IMGP4009

直進すると「よし竹」~「雨乞池」~山頂
右へ進むと短絡コースの「石段」経由で多峯主山山頂へ

今回は時間の都合で短絡コース、右の石段を登る。

10
☆IMGP4010

11
☆IMGP4011
年寄りが一気に登るのはかなりキツイ…特にコロナ禍でのマスク登山は苦しい。

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☆IMGP4012

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☆IMGP4013
校外学習で中学生と一緒に登るが、ここが一番辛い所だ。

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☆IMGP4014

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☆IMGP4015

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☆IMGP4016

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☆IMGP4017

18 山頂に到着した。
☆IMGP4018

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☆IMGP4019

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☆IMGP4023

24 南東の方向に関越か圏央道らしきものが見える。
☆IMGP4024

山頂からの風景は
2月とは思えない明るさで、空の青さと雲の色がとてもよい。

*** 多峯主山 -2 2022-02-18 に続く ***


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Posted on 19:00 [edit]

category: 飯能周辺

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飯能、東部(下加治-平松-小久保)を彷徨ってみる 2022-01-05  

飯能、東部(下加治-平松-小久保)を彷徨ってみる 2022-01-05

171
☆IMGP3171

昨年(2021年)までは新型コロナウイルスがだいぶ収まりかけて、変異種のオミクロン株なぞ海外のことと思っていました。それが年明けを前後にし、入って来た思ったら、その速度は嘗てない速さで広まっているじゃあアリマセンカ。

152 冬野菜のネギ、元気いいでね。
☆IMGP3152

外で酒は飲まない、外で食事はしない、人の多い街には出かけない・・・いや、自粛以前に懐具合が寂しいので、そう言うことが出来ないだけですが、これ以上何をどうすればよいのでしょう。

165
☆IMGP3165

さて、
この日は運動不足解消と外の空気を吸いに足の向くまま、ふらりと歩き始めて、気が付けば南小畔川の方に来ていました。

157 杉、桧の苗
☆IMGP3157

ヒノキとスギの幼木です。飯能の東部では昔から植林用の苗木を育て山主に供給していたようです。
これが*西川の山に植えられ、下草苅や枝打ち、間伐などの手入れを受けながら数十年後には建材の柱や板になるのです。
(*西川とは埼玉県南西部を流域とする川の総称、南から名栗川、高麗川、越辺川を指しています。材木の消費地域・東京から見て西に位置する川です)

154
☆IMGP3154

私の生まれた家では曾祖父の時代頃まで、山に杉、桧を植え、伐採し、筏で西川材を*名栗川から入間川-荒川と下り千住に運んでいたようです。幼い頃に今は亡き祖母からその話を聴いて、えりゃあ遠いと思われる所の川や街に想いを巡らしていました。
(*名栗川が入間川と同じ呼称になったのは昭和の中頃です。この水系の古い橋には今も名栗川と記されていますが、新しい橋では入間川に統一されています)
…話がだいぶ横道にズレてしまいましたので、本線に…

158 茶畑(狭山茶)
☆IMGP3158

161
☆IMGP3161

162
☆IMGP3162

今、東に向かって歩いているはずです。
右は茶畑、左は林があります。その林を北に抜ける道があるので入ってみると、下り坂の先に小さな橋があります。橋の下を西から東に流れているのは「南小畔川」でした。

166 西方遠方、奥武蔵の山並
☆IMGP3166

167 東は田園が開けます。
☆IMGP3167

168 畑の向こうには奥多摩の山
☆IMGP3168

170 富士山
☆IMGP3170

172 下加治 小久保 土地改良事業 
☆IMGP3172

177
☆IMGP3177

176 郷路橋 南小畔川
☆IMGP3176

179 南小畔川 東
☆IMGP3179

郷路橋の東遠方に南小畔川の上を南北に「入間第二用水」が横切っているのが見えます。

180
☆IMGP3180

入間第二用水・・・この用水は南西向かい、入間川笹井堰の左岸に至ります。

笹井堰は⇒
入間川 早春-2 笹井堰 右岸 2020-02-29土

181 入間第二用水路・北方向(宮沢湖)を見ています。
☆IMGP3181

徘徊ついでにこの用水路を遡ってみます。

182 入間第二用水路の東側は幼稚園
☆IMGP3182

183
☆IMGP3183

185 南西方向・丹沢山塊
☆IMGP3185

186
☆IMGP3186

188 大岳山 ∧ 御前山
☆IMGP3188
 
189
☆IMGP3189

191 入間第二用水路・南側…南西に走って笹井堰の上流側に
☆IMGP3191

192 入間第二用水路・北側…宮沢湖
☆IMGP3192

193
☆IMGP3193

194 右が入間第二用水路
☆IMGP3194

195 ここから暗渠になり、
☆IMGP3195

八高線、鹿山峠の北を潜って宮沢湖の東堤に至ります。
(宮沢湖から流れ出すことになります)

200 水路は暗渠に入ってしまい
☆IMGP3200

辿ることは出来ませんが、もう少し先まで行ってみます。

201 桐
☆IMGP3201

202 桐の実
☆IMGP3202

203
☆IMGP3203

204 路傍のカラスウリ、枯れた実
☆IMGP3204
「カラスウリが赤いのは唐朱瓜…朱墨」なんって記しておいて
今更ですがキカラスウリ(黄烏瓜)と云うのがあるようです。
もしかしてこれは色が赤くないのでキカラスウリかも知れないなんって思ったりしています。2022-01-30追記

206
☆IMGP3206

207 どこか適当なところで本日の徘徊の終了としたく
☆IMGP3207

208 
☆IMGP3208

209 八高線の踏切(宮沢)まで着ました。
☆IMGP3209

ここで区切りとし、引き返すことにします。

211 あとは適当なルートで駅に向かいます。 18,500歩
☆IMGP3211

◇ この日の周辺地図
☆入間第二用水路・南小畔川

元日を挟んで数日好天に恵まれ、寒さの中にも過ごしやすい日が続きましたが、3日頃から寒さが増し、関東南部には6日から降雪の予報が出されました。(実際に出先では午前中に降り始めてしまいました)
ところで、奥武蔵は関東南部?関東北部?なんとも微妙な位置ですね。
6日は都内に出掛けると昼前から降雪に遭い数センチの積雪、こりゃあ山沿いの駅に戻ると大変なことになっているかと…しかし下車してみると雪はほとんどありませんでした。


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Posted on 00:29 [edit]

category: 飯能周辺

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山と田園の風景を歩く-精明地区 2021-02-19  

山と田園の風景を歩く-精明地区 2021-02-19

448 丹沢~奥多摩 飯能・精明地区から
☆IMGP6448

今回は久々に市の少し東側を歩いてみました。
飯能駅東側の田園から山の風景がこんなによく見える所があるとは思いませんでした。

◇ 歩いた所の周辺
☆地図 精明小学校付近

450 富士山がこのように見えるとは改めて感激です。
☆IMGP6450

以前は秋や夏、それにツーデーマーチで歩いたことがあります。
しかし、この時季には歩いたことは無かったのと、四季の上ではまだ冬ですが春のような暖かさにつられて、では行ってみようということに…
【ツーデーマーチは今年も昨年に続き新型コロナウイルス感染症の影響により中止です】

飯能新緑ツーデーマーチ⇒
第14回・2016飯能新緑ツーデーマーチをさまよう-1前半

451 両肩付の大室山(丹沢山系)がドッシリとしています。
☆IMGP6451

907 大室山のついでに
☆DSCN6907

西武池袋沿線、都内から富士山を見ると大室山がその前面で露払いをしています。

454 丹沢山――――大室山
☆IMGP6454

456 奥多摩・南西
☆IMGP6456

460
☆IMGP6460

462 奥多摩-奥武蔵
☆IMGP6462

464 蕎麦粒山と日向沢ノ峰への鉄塔ルート――――有間山稜
☆IMGP6464

466 入間第二用水幹線路(金網の右)
☆IMGP6466

宮沢湖から引いてきて、入間川に向かいます。
名栗川(入間川) → 宮沢湖 → 当地・精明→笹井堰の上流側・入間川に

469 南小畔川 X 入間第二用水幹線路
☆IMGP6469

用水路の下を南小畔川が潜り、川越を目指します。

470 入間第二用水幹線路(手前) X 南小畔川
☆IMGP6470

471 精明小学校-南小畔川
☆IMGP6471

472 宮沢湖 → 入間第二用水幹線路
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479 山の見える長閑な風景はです。
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481 精明小学校・・・物事を精査し解明する
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【精明小学校】
精明地区は以前は入間郡に属し精明村であった。現在は飯能市に属しているが、当時の村名は「精明小学校」の精明から採り精明村になったのである。

では精明小学校とは…
明治17年川崎学校・双柳学校を統合し、精明小学校と改称し、円泉寺・秀常寺を仮校舎とするとある。

日本の公立学校は市町村の地域名が先にあり、それに倣い校名にする。
しかしこうしょう
この精明は校名が先にあり、それが村名になったのである。

その校名の由来は… 「ものごとを精査し解明する」ところから精明小学校となる…そのようなことを聴いた。
小学校の校名が「精査し解明する…」あまりにも高尚、知的向上心、志が高い。

私が仮にこの小学校で学んでいればもう少し何とかなったか…
いや、何処で学んでも結局は稚拙的好奇心のままでこの歳になったであろう。

482 南小畔川に沿う道を東に向かう
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486 西を見れば山の見える風景
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492 奥武蔵
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496 南小畔地区竣工記念碑 平成21年3月
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県営かんがい排水事業 南小畔川・くりき橋の袂に設置されています。

497 くりき橋
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ココから少し北に回りながら西に向かって戻ります。

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500 奥多摩
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505 蝋梅から顔を出す富士山
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駅の北東、入間第二用水幹線路付近から精明地区の田園を歩いてみました。
東に延びる南小畔川に沿って進み、帰りは少し北に回ってから西に戻るコースです。
天気の状態が良く、南の丹沢山塊から西の奥多摩、奥武蔵に展望が広がっています。季節が合えば田園の中を歩きながらこのような風景を見ることが出来る…飯能は広いです。
この日は暖冬の2月19日、早い春の陽気の精明地区です。


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Posted on 23:33 [edit]

category: 飯能周辺

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