好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2015/02/26 Thu.
風布 周回 4 雪の急階段 
風布 周回 4 雪の急階段
▽210

今回のルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
前回は⇒ 風布 周回 3
釜山神社を参拝する。いよいよ陽の傾きと時刻が気になってくる。
神社にいらっしゃった人に釜伏山を経由して風布館への道をお聴きした。
あとは終盤を気持ち的に少し早めることになる。残りはどれ位の距離なのか、
どのような起伏があるのか、いつもながら行き当たりばったりの初心者がさまようことになる。
それと神社の方の「・・・雪が・・・」の二文字がどうも気になるが、他の道を知っている訳でもなく、
この続きを歩き始めて周回路を進むしかない。
▽202 こう云うのは聴いてなかった・・・

神社でお聴きしたように進むと東屋と鳥居がすぐに目に入ってきた。
鳥居をくぐると急坂が、それもごつごつした岩場が待ち構えている。
幸い先ほど聴いた雪は全く無いので手懸りを岩に確かめながら一気に登る。
雪は取り越し苦労であればよいのだが・・・
▽203 釜伏山 山頂582m

岩場を這い上がるとすぐにここが釜伏山山頂のようだ。祠と狛犬が鎮座しているが、
これは犬ではなく狼らしい。
◇この地域には狼信仰、狼伝説がいくつも残っている。
日本武尊が道に迷った際に狼に助けられたとか、1990年代に狼が目撃されたとか・・・
狼にご興味のある方は「秩父 狼」で検索。
▽206

▽207 凄ましい高度感

山頂を後にするとすぐに展望が開ける。標高582mそれ程のものではないと思うが、高度感が凄い。
楽しいやら、怖いやら・・・このような風景を見ると 空と海のりょうちゃん にご指導を願い、
脱いだ羽根をもう一度着けてみたいような気がしないでもない。
しかし足腰がついていけないだろう・・・勿論頭もだが。
▽211 恐怖の急階段

ここが釜山神社で聴いた「・・・雪が・・・」の歯切れの悪さの意味か、遠方を見れば素晴しい高度感がある。
しかし足元を見ればかなりの急階段で、おまけに頼んでもいないのに雪のスペシャルオプションまで付いている。
▽212

今更ながら、アイゼンを持ってくれば良かったのだが、いや、実のところは買って持ってはいるのだが、
まだ一度も使ったことが無い・・・仮に今回持ってきたとする。
それで切羽詰まった今、この時点で、ここを下るのに試し履きをして良いものかどうか・・・
▽213 高度感を越えて浮遊感がある。

▽214 しかし足元の環境は容赦してくれない。

張ってある鎖を伝いながら、一歩づつ確実に下るしかない。
▽215

▽216

▽217

▽218a 高度感の先に今朝のぼり始めに立ち寄った みかん園が見える。

▽219 高度感の恐怖を苦笑いでやり過ごすしかないだろう。

▽220 まだまだ、この雪の下へ降りていかねばならない。

雪が有る時や悪天候の時にはあまり楽しく通れるところではない。
そういう場合にはここは避けて別の道から下山するのが正しいだろう・・・
しかし、その別な道を全く知らずに来てしまった初心者は、
足の震えを顔で笑い。恐怖心をぐっと腹に納め、亀の足でノッソリと下るしかない。
▽221

▽222

林道走破で有名な 林道タマチャリン さんのパワ~とテクニックでもこの雪の急階段、自転車を担いで下るのは・・・「行くぞ!」と言われても お止めします。
◇風布 周回 5 へ続く
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▽210

今回のルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
前回は⇒ 風布 周回 3
釜山神社を参拝する。いよいよ陽の傾きと時刻が気になってくる。
神社にいらっしゃった人に釜伏山を経由して風布館への道をお聴きした。
あとは終盤を気持ち的に少し早めることになる。残りはどれ位の距離なのか、
どのような起伏があるのか、いつもながら行き当たりばったりの初心者がさまようことになる。
それと神社の方の「・・・雪が・・・」の二文字がどうも気になるが、他の道を知っている訳でもなく、
この続きを歩き始めて周回路を進むしかない。
▽202 こう云うのは聴いてなかった・・・

神社でお聴きしたように進むと東屋と鳥居がすぐに目に入ってきた。
鳥居をくぐると急坂が、それもごつごつした岩場が待ち構えている。
幸い先ほど聴いた雪は全く無いので手懸りを岩に確かめながら一気に登る。
雪は取り越し苦労であればよいのだが・・・
▽203 釜伏山 山頂582m

岩場を這い上がるとすぐにここが釜伏山山頂のようだ。祠と狛犬が鎮座しているが、
これは犬ではなく狼らしい。
◇この地域には狼信仰、狼伝説がいくつも残っている。
日本武尊が道に迷った際に狼に助けられたとか、1990年代に狼が目撃されたとか・・・
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▽206

▽207 凄ましい高度感

山頂を後にするとすぐに展望が開ける。標高582mそれ程のものではないと思うが、高度感が凄い。
楽しいやら、怖いやら・・・このような風景を見ると 空と海のりょうちゃん にご指導を願い、
脱いだ羽根をもう一度着けてみたいような気がしないでもない。
しかし足腰がついていけないだろう・・・勿論頭もだが。
▽211 恐怖の急階段

ここが釜山神社で聴いた「・・・雪が・・・」の歯切れの悪さの意味か、遠方を見れば素晴しい高度感がある。
しかし足元を見ればかなりの急階段で、おまけに頼んでもいないのに雪のスペシャルオプションまで付いている。
▽212

今更ながら、アイゼンを持ってくれば良かったのだが、いや、実のところは買って持ってはいるのだが、
まだ一度も使ったことが無い・・・仮に今回持ってきたとする。
それで切羽詰まった今、この時点で、ここを下るのに試し履きをして良いものかどうか・・・
▽213 高度感を越えて浮遊感がある。

▽214 しかし足元の環境は容赦してくれない。

張ってある鎖を伝いながら、一歩づつ確実に下るしかない。
▽215

▽216

▽217

▽218a 高度感の先に今朝のぼり始めに立ち寄った みかん園が見える。

▽219 高度感の恐怖を苦笑いでやり過ごすしかないだろう。

▽220 まだまだ、この雪の下へ降りていかねばならない。

雪が有る時や悪天候の時にはあまり楽しく通れるところではない。
そういう場合にはここは避けて別の道から下山するのが正しいだろう・・・
しかし、その別な道を全く知らずに来てしまった初心者は、
足の震えを顔で笑い。恐怖心をぐっと腹に納め、亀の足でノッソリと下るしかない。
▽221

▽222

林道走破で有名な 林道タマチャリン さんのパワ~とテクニックでもこの雪の急階段、自転車を担いで下るのは・・・「行くぞ!」と言われても お止めします。
◇風布 周回 5 へ続く
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2015/02/22 Sun.
風布 周回 3 葉原峠‐仙元-塞神峠‐釜山神社をゆく 
風布 周回 3 を葉原峠‐仙元-塞神峠‐釜山神社をゆくゆく
▽179 長瀞町側 宝登山、その先に城峯山

今回の風布ルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
前回は ⇒ 風布 周回 2
西に転げると秩父郡・長瀞町、東に滑り落ちると大里郡・寄居町・・・
その郡境を北から南へ葉原峠-仙元峠-塞神峠を辿ります。
▽143 寄居町側

みかん園のご夫妻から思わぬご厚情を戴いて気分を良くし、中腹から案内をされた道を辿ると山道は
再び林道に出る。目指す葉原峠が近づくと道路一面が雪で覆われている。
▽144 12:17

この調子で行くとこれから先の尾根を辿る道の積雪が心配になってくるが、今日は生憎アイゼンの持ち合わせはない。
▽145 葉原峠 467m

左手に葉原峠の石標が見えてきた。この峠を更に先に進むと西側の風布(長瀞町)である。
▽146 両神山

風が強く、まともに対峙すればかなり寒い。
既に昼食の時刻を過ぎているので峠の少し先の右手、山側を背にして風を凌げるところに腰を下ろす。
さて今日の昼飯はおにぎり4個(鮭2、昆布とウメ)、ゆで玉子、野菜、チーズ、お茶・・・いつもほぼ同じ様なものだ。
因みに少しハードな山歩きやウォーキング大会の時にはこれに顆粒の補給剤やカロリーメイト、チョコレートなどを
追加する。
風はなかなか治まらない。木立を揺らしながら頭の上を通り過ぎてゆく。遠方、南西の方角に両神山が堂々たる
その風格をみせつける。
▽148 進行方句左手は寄居町側

強風のなか、20分ほどの昼食時間をとり仙元峠に向けて腰を上げる。手入れのよく行き届いた檜の美林を暫く
進むとだいぶ雪が残っている。足元に注意しながら慎重に進むしかない。
▽153 まさか!・・・先を越されたか

雪の山道に自転車のタイヤ跡が・・・
これはもしや、その世界で有名な林道走破の達人 林道タマチャリン さんではあるまいか・・・
▽155

▽158

▽159

▽160

▽161 仙元峠412m 13:12

檜の雪道に入り程なくして仙元峠に到着した。山頂の長瀞町と寄居町の境を少しばかり長瀞町側に
入っているようだ。浅間神社の社殿の前、峠の石標にはその町名が記してある。
▽162

▽164 塞神峠 449m 13:23

仙元峠から雑木林の尾根を進むと、峠の標識の背側から長瀞側に寄ったところの林道出る。
三叉路のところに立派な塞神峠の標識がある。ここからまた暫くは林道を歩き、釜山神社を目指すことになる。
▽166

▽168

▽171 長瀞町側 南西の遠方に両神山が再び見えてきた。

▽175 遠方に雪を纏う浅間山が見える。

▽176 休憩舎13:39

塞神峠を過ぎて、林道から山側に入る道に入ってみた。雪の残る細い道を上がるとこの東屋に到着する。
南西から北にかけての展望が大きく広がる。
▽180

▽181 西側、長瀞の街、荒川に架かる金石水管橋と・・・遠方に浅間山。

▽183

▽184 休憩舎(東屋)から更に進むとまた林道へ出る。

積雪はこれでよいのだが、これは・・・
▽185 ここは何処

また林道に出てしまった。さて残念ながら正確な現在位置が分からない。
セッカチな性格からめったに地図を見ないで進んでしまう。
いや、見ても正確に把握できる能力を有していないというのが正しい。
それでまず進んでみようか、登ってみようかを優先させる。(これはダメな見本ですからマネをしていけません)
▽186

分からなくなってしまった。止むを得ず久し振りに「山と高原地図 奥武蔵・秩父」を広げて見る。
どこかで左の山道へ入れば良さそうだ。幸いなことに左手に手ごろな階段が見えるので登っていけばよいのだろう・・・
地図を広げても読みができてない・・・
▽189 林道から階段に進む

▽191

▽192

▽193

▽195 釜山神社へ

いつもながらの当てずっぽうで進んで・・・実は時刻が迫るし、残りの距離、起伏状況を把握している訳ではなく、
この指導標をみていっ時の安堵である。
▽196 ここだろう

▽198

▽199 釜山神社 14:06

やっと釜山神社に到着したが、この先の道と時刻が気になりはじめてきた。
幸いここで庭の掃除をしている年配の方がいらっしゃる・・・釜伏山から風布館への道を尋ねる
「戻って、右に行けばよいのですが、急坂の雪が・・・」なんかこの最後のほうが歯切れが悪い
「・・・雪が・・・」のところが気になる。
しかし別の道を知っている訳でもないし、残された時間を見ると言われたように行くしかない。
▽200 言われたように進むと

▽201 なんだこれはと、終盤になってから 14:16

こう云うところを登るとは思ってもいなかった(調べてもいないと言うことが正直なところだが) 釜伏山へ
◇風布4 へ続きます。
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▽179 長瀞町側 宝登山、その先に城峯山

今回の風布ルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
前回は ⇒ 風布 周回 2
西に転げると秩父郡・長瀞町、東に滑り落ちると大里郡・寄居町・・・
その郡境を北から南へ葉原峠-仙元峠-塞神峠を辿ります。
▽143 寄居町側

みかん園のご夫妻から思わぬご厚情を戴いて気分を良くし、中腹から案内をされた道を辿ると山道は
再び林道に出る。目指す葉原峠が近づくと道路一面が雪で覆われている。
▽144 12:17

この調子で行くとこれから先の尾根を辿る道の積雪が心配になってくるが、今日は生憎アイゼンの持ち合わせはない。
▽145 葉原峠 467m

左手に葉原峠の石標が見えてきた。この峠を更に先に進むと西側の風布(長瀞町)である。
▽146 両神山

風が強く、まともに対峙すればかなり寒い。
既に昼食の時刻を過ぎているので峠の少し先の右手、山側を背にして風を凌げるところに腰を下ろす。
さて今日の昼飯はおにぎり4個(鮭2、昆布とウメ)、ゆで玉子、野菜、チーズ、お茶・・・いつもほぼ同じ様なものだ。
因みに少しハードな山歩きやウォーキング大会の時にはこれに顆粒の補給剤やカロリーメイト、チョコレートなどを
追加する。
風はなかなか治まらない。木立を揺らしながら頭の上を通り過ぎてゆく。遠方、南西の方角に両神山が堂々たる
その風格をみせつける。
▽148 進行方句左手は寄居町側

強風のなか、20分ほどの昼食時間をとり仙元峠に向けて腰を上げる。手入れのよく行き届いた檜の美林を暫く
進むとだいぶ雪が残っている。足元に注意しながら慎重に進むしかない。
▽153 まさか!・・・先を越されたか

雪の山道に自転車のタイヤ跡が・・・
これはもしや、その世界で有名な林道走破の達人 林道タマチャリン さんではあるまいか・・・
▽155

▽158

▽159

▽160

▽161 仙元峠412m 13:12

檜の雪道に入り程なくして仙元峠に到着した。山頂の長瀞町と寄居町の境を少しばかり長瀞町側に
入っているようだ。浅間神社の社殿の前、峠の石標にはその町名が記してある。
▽162

▽164 塞神峠 449m 13:23

仙元峠から雑木林の尾根を進むと、峠の標識の背側から長瀞側に寄ったところの林道出る。
三叉路のところに立派な塞神峠の標識がある。ここからまた暫くは林道を歩き、釜山神社を目指すことになる。
▽166

▽168

▽171 長瀞町側 南西の遠方に両神山が再び見えてきた。

▽175 遠方に雪を纏う浅間山が見える。

▽176 休憩舎13:39

塞神峠を過ぎて、林道から山側に入る道に入ってみた。雪の残る細い道を上がるとこの東屋に到着する。
南西から北にかけての展望が大きく広がる。
▽180

▽181 西側、長瀞の街、荒川に架かる金石水管橋と・・・遠方に浅間山。

▽183

▽184 休憩舎(東屋)から更に進むとまた林道へ出る。

積雪はこれでよいのだが、これは・・・
▽185 ここは何処

また林道に出てしまった。さて残念ながら正確な現在位置が分からない。
セッカチな性格からめったに地図を見ないで進んでしまう。
いや、見ても正確に把握できる能力を有していないというのが正しい。
それでまず進んでみようか、登ってみようかを優先させる。(これはダメな見本ですからマネをしていけません)
▽186

分からなくなってしまった。止むを得ず久し振りに「山と高原地図 奥武蔵・秩父」を広げて見る。
どこかで左の山道へ入れば良さそうだ。幸いなことに左手に手ごろな階段が見えるので登っていけばよいのだろう・・・
地図を広げても読みができてない・・・
▽189 林道から階段に進む

▽191

▽192

▽193

▽195 釜山神社へ

いつもながらの当てずっぽうで進んで・・・実は時刻が迫るし、残りの距離、起伏状況を把握している訳ではなく、
この指導標をみていっ時の安堵である。
▽196 ここだろう

▽198

▽199 釜山神社 14:06

やっと釜山神社に到着したが、この先の道と時刻が気になりはじめてきた。
幸いここで庭の掃除をしている年配の方がいらっしゃる・・・釜伏山から風布館への道を尋ねる
「戻って、右に行けばよいのですが、急坂の雪が・・・」なんかこの最後のほうが歯切れが悪い
「・・・雪が・・・」のところが気になる。
しかし別の道を知っている訳でもないし、残された時間を見ると言われたように行くしかない。
▽200 言われたように進むと

▽201 なんだこれはと、終盤になってから 14:16

こう云うところを登るとは思ってもいなかった(調べてもいないと言うことが正直なところだが) 釜伏山へ
◇風布4 へ続きます。
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2015/02/17 Tue.
風布(ふうぷ) 周回 2 みかん山から葉原峠をゆく 
風布(ふうぷ) 周回 2 みかん山から葉原峠をゆく
▽142 葉原峠手前から

今回のルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-植平峠-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
前回は ⇒ 風布 周回 1 風の道をゆく
周辺の地図 ⇒ 風布周辺の地図
▽108 みかん山をゆく11:15

風布館から風の道を下り、途中から大平山(小林山)側に上がる。
日当りの良さそうな中腹には柑橘の農家が点在し一帯がみかん山になっている。
案内書によると、この地のみかんは日本の北限で栽培400年の歴史がある。
いったん生活道路に出る。地図によると、道の先は中腹からくねくねと曲がり葉原峠を越えて
西側の長瀞に下るようだ。
▽110

▽111

▽112

中腹辺り、葉原峠を目指して歩いていると「オーイ、寄っていきなよ!」と声がかかる。
農家のご主人が、みかんをやるから寄っていけとのことだ・・・??
なんと応えて良いか分からず躊躇していると「みかんをやるから休んでいきなよ」・・・
何度も声をかけてくる・・・私がそんなに怪しいかあ・・・怪しいのだろうなあ
そう では寄ってみるかと、農家の庭先へ。
「もうみかんはとっくに終わりでな、こんなのしか残ってないのだけど、持っていってよ」
主人が残っている中から幾つも選んでくれた。柑橘系あわせて2、30個ある。
▽265 戴いたもの

両手で抱えきれない。「みかんは11月の末で終わりだ。今回は早かった」「そうですかあ」
「時季は11月頃だ」「何処へ行く」「葉原峠から山に入って尾根をぐるっと廻って・・・」
主人が指差しながら「そんならこの上の家の庭先を通って右に行って左に行くとよい景色が見えるわ」
主人の話を聴いていると、今度は奥様が「コーヒーを淹れたから飲んで」
・・・ザックに戴いた物を詰めながら、「おいくら?」「何言ってんだ」「コーヒーまで戴いて悪いから」
「タダでなければやらんぞ」・・・
みかん園のご主人殿、その節は大変お世話になりました。ありがとう御座いました。
▽113

▽114

▽115

みかん園の主人から聴いたように、上の家の庭先を通らせて戴く。
▽116

山道を南に向けて標高を上げていく。徐々に展望が開けてきて寄居橋、その先の山を越えて街が見える。本庄だろうか、深谷だろうか・・・
▽117a 寄居橋、かんぽの宿、その右手に円良田湖が見える。

▽118 先ほど立ち寄ったみかん園が見える。

▽119 さて、道はいよいよ山中へ

▽120

▽121

▽122

▽123 心地良い林の中を快適に進む。

▽124

▽125

▽126

▽127

▽128

▽129 炭焼きの跡か・・・

▽130 雪が見えるが、寒さはそれ程でもない。

▽131

▽132

▽133

▽136 再び林道にでる。葉原峠はもう少しのはずだ。

▽140 左手にゴルフ場、中央にだいぶ大きな工場が・・・ホンダ寄居か?

▽141 昼食の時間を過ぎる12:16

どこか腰を下ろせるところを探して飯にしたい。
◇風布 3 へ続く
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▽142 葉原峠手前から

今回のルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-植平峠-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
前回は ⇒ 風布 周回 1 風の道をゆく
周辺の地図 ⇒ 風布周辺の地図
▽108 みかん山をゆく11:15

風布館から風の道を下り、途中から大平山(小林山)側に上がる。
日当りの良さそうな中腹には柑橘の農家が点在し一帯がみかん山になっている。
案内書によると、この地のみかんは日本の北限で栽培400年の歴史がある。
いったん生活道路に出る。地図によると、道の先は中腹からくねくねと曲がり葉原峠を越えて
西側の長瀞に下るようだ。
▽110

▽111

▽112

中腹辺り、葉原峠を目指して歩いていると「オーイ、寄っていきなよ!」と声がかかる。
農家のご主人が、みかんをやるから寄っていけとのことだ・・・??
なんと応えて良いか分からず躊躇していると「みかんをやるから休んでいきなよ」・・・
何度も声をかけてくる・・・私がそんなに怪しいかあ・・・怪しいのだろうなあ
そう では寄ってみるかと、農家の庭先へ。
「もうみかんはとっくに終わりでな、こんなのしか残ってないのだけど、持っていってよ」
主人が残っている中から幾つも選んでくれた。柑橘系あわせて2、30個ある。
▽265 戴いたもの

両手で抱えきれない。「みかんは11月の末で終わりだ。今回は早かった」「そうですかあ」
「時季は11月頃だ」「何処へ行く」「葉原峠から山に入って尾根をぐるっと廻って・・・」
主人が指差しながら「そんならこの上の家の庭先を通って右に行って左に行くとよい景色が見えるわ」
主人の話を聴いていると、今度は奥様が「コーヒーを淹れたから飲んで」
・・・ザックに戴いた物を詰めながら、「おいくら?」「何言ってんだ」「コーヒーまで戴いて悪いから」
「タダでなければやらんぞ」・・・
みかん園のご主人殿、その節は大変お世話になりました。ありがとう御座いました。
▽113

▽114

▽115

みかん園の主人から聴いたように、上の家の庭先を通らせて戴く。
▽116

山道を南に向けて標高を上げていく。徐々に展望が開けてきて寄居橋、その先の山を越えて街が見える。本庄だろうか、深谷だろうか・・・
▽117a 寄居橋、かんぽの宿、その右手に円良田湖が見える。

▽118 先ほど立ち寄ったみかん園が見える。

▽119 さて、道はいよいよ山中へ

▽120

▽121

▽122

▽123 心地良い林の中を快適に進む。

▽124

▽125

▽126

▽127

▽128

▽129 炭焼きの跡か・・・

▽130 雪が見えるが、寒さはそれ程でもない。

▽131

▽132

▽133

▽136 再び林道にでる。葉原峠はもう少しのはずだ。

▽140 左手にゴルフ場、中央にだいぶ大きな工場が・・・ホンダ寄居か?

▽141 昼食の時間を過ぎる12:16

どこか腰を下ろせるところを探して飯にしたい。
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2015/02/14 Sat.
風布 周回 1 風の道をゆく  
風布(ふうぷ) 周回 1 風の道をゆく
▽074 風の道 2015/02/1

今回のルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-植平峠-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
⇒ 風布周辺地図
前回の「長瀞迷走記」のリベンジとかの気持ちではなく、たまたま「膝痛」の者がトレーニングで
治ってきたようなので、風布あたりを軽く歩いてみようとなり、それで同行することになった。
▽065

ところは大里郡 寄居町 風布(ふうぷ)、前回の長瀞町と山を挟んでその東側になる。
じつは風布と言う地名は2箇所ある(昭文社 山と高原地図 奥武蔵・秩父)
南北に繋がる山尾根を東西に分け、東の寄居町と西の長瀞町にそれぞれ存在するが、
今回はその東側(寄居町)風布の山を辿ってみた。
今になって思うと前回の長瀞迷走では西側の風布を歩いたことになるのだが、その時の位置関係を
明確に把握していた訳では無い。したがって前回は風布という実感は無かった。
▽066

風布館は閉じている。館の近くに管理者の募集看板があるので、閉じてから既に日が経っているであろう。
鍋うどんやまんじゅうの看板があるが、閉じているために何かもの寂しい雰囲気が漂う。
早く業務を再開できることを願う。
▽068

風布館を挟んだ小川の向こうに、ガランとした空き地がある。それがここの駐車場のようだ。
駐車場には一台も留まってない。いまの時季、ミカンは終息し、花の時季はまだ先で
訪れる者は当方のような時季外れ者(いや他の方は違いますよ)ではなかなか成り立たない。
さて、ここで山に入る装いをしながら考える。
さてどちらから周回するかだが、風布の詳しい情報を持っている訳ではなく、適当に視界に入る
範囲で山(南の方角)を見渡し、そうだなあ帰りが登りよりも降りで締めたほうが心理的に楽だろうからと、
風布川に沿った風の道を下り、途中から大平山(小林山)へ取り付き、葉原峠を目指して反時計周りで
尾根を辿ることにする。
▽069 姥宮神社(とめみやじんじゃ)

風布館から川沿いを下りとすぐに左手に姥宮神社(とめみやじんじゃ)が現れる。
本来であれば神式でご挨拶をするのであるが、先を急ぐことにして会釈にて前を通させて頂く。
▽072 風の道へ

▽073

▽075

風の道は風布川の縁に沿って作られた遊歩道である。
踏み入るとこれがなかなか楽しい道である。キツイ上りや下りは無く、ともすれば杉や檜の植林の脇を縫う
単調な道になるが、この道はウォーカーを飽きさせない。まるでアクセントを付けるかのように階段を置き、
橋を置き、更に飛び石を置いて川を渡らせる。心憎いばかりの見事な設計である。
▽076

▽077

▽079

右岸から左岸へ、そしてまた飛び石を越えればまた右岸へと、ウォーカーの心を見透かしたかのように楽しませてくれる。
嬉しい工夫が随所に施されている。風布の「風の道 」に感心し、感謝である。素晴しき道、風の道である。
▽080

▽081

▽082

▽083

時折、木立の間を抜けて川面を舐めてくる清風が良い。
風の道を歩き、体温の上昇を憶える時、この柔らかき清風がウォーカーに一時の安らぎを与えてくれる。
ゆったりと至福の時が流れていく。
▽084

▽085

▽086

▽087 天狗岩

何重にも積み重ねたような、塔のような奇怪な岩である。
▽090

▽091

▽092

▽093

▽098

▽099

▽100 ここから大平山(小林山)へ

今回は風の道を途中で離れ、大平山(小林山)の方向へ向かう。風の道を下ると途中に道の広がりと休憩舎が
あるところに出る。
そこに急な小道が山側に付いている。笹と竹の中の頼りなき小道を何回か折り返すと突然空が開ける。
▽101

柑橘類の仄かな香のする山腹に出る。空は青く、これから辿るであろう山並みが南西に見えてくる。
▽102

◇風布2へ続きます。
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▽074 風の道 2015/02/1

今回のルート
日本の里・風布館-風の道-大平山(小林山)-葉原峠
-植平峠-仙元峠-塞神峠-釜山神社-釜伏山-風布館
⇒ 風布周辺地図
前回の「長瀞迷走記」のリベンジとかの気持ちではなく、たまたま「膝痛」の者がトレーニングで
治ってきたようなので、風布あたりを軽く歩いてみようとなり、それで同行することになった。
▽065

ところは大里郡 寄居町 風布(ふうぷ)、前回の長瀞町と山を挟んでその東側になる。
じつは風布と言う地名は2箇所ある(昭文社 山と高原地図 奥武蔵・秩父)
南北に繋がる山尾根を東西に分け、東の寄居町と西の長瀞町にそれぞれ存在するが、
今回はその東側(寄居町)風布の山を辿ってみた。
今になって思うと前回の長瀞迷走では西側の風布を歩いたことになるのだが、その時の位置関係を
明確に把握していた訳では無い。したがって前回は風布という実感は無かった。
▽066

風布館は閉じている。館の近くに管理者の募集看板があるので、閉じてから既に日が経っているであろう。
鍋うどんやまんじゅうの看板があるが、閉じているために何かもの寂しい雰囲気が漂う。
早く業務を再開できることを願う。
▽068

風布館を挟んだ小川の向こうに、ガランとした空き地がある。それがここの駐車場のようだ。
駐車場には一台も留まってない。いまの時季、ミカンは終息し、花の時季はまだ先で
訪れる者は当方のような時季外れ者(いや他の方は違いますよ)ではなかなか成り立たない。
さて、ここで山に入る装いをしながら考える。
さてどちらから周回するかだが、風布の詳しい情報を持っている訳ではなく、適当に視界に入る
範囲で山(南の方角)を見渡し、そうだなあ帰りが登りよりも降りで締めたほうが心理的に楽だろうからと、
風布川に沿った風の道を下り、途中から大平山(小林山)へ取り付き、葉原峠を目指して反時計周りで
尾根を辿ることにする。
▽069 姥宮神社(とめみやじんじゃ)

風布館から川沿いを下りとすぐに左手に姥宮神社(とめみやじんじゃ)が現れる。
本来であれば神式でご挨拶をするのであるが、先を急ぐことにして会釈にて前を通させて頂く。
▽072 風の道へ

▽073

▽075

風の道は風布川の縁に沿って作られた遊歩道である。
踏み入るとこれがなかなか楽しい道である。キツイ上りや下りは無く、ともすれば杉や檜の植林の脇を縫う
単調な道になるが、この道はウォーカーを飽きさせない。まるでアクセントを付けるかのように階段を置き、
橋を置き、更に飛び石を置いて川を渡らせる。心憎いばかりの見事な設計である。
▽076

▽077

▽079

右岸から左岸へ、そしてまた飛び石を越えればまた右岸へと、ウォーカーの心を見透かしたかのように楽しませてくれる。
嬉しい工夫が随所に施されている。風布の「風の道 」に感心し、感謝である。素晴しき道、風の道である。
▽080

▽081

▽082

▽083

時折、木立の間を抜けて川面を舐めてくる清風が良い。
風の道を歩き、体温の上昇を憶える時、この柔らかき清風がウォーカーに一時の安らぎを与えてくれる。
ゆったりと至福の時が流れていく。
▽084

▽085

▽086

▽087 天狗岩

何重にも積み重ねたような、塔のような奇怪な岩である。
▽090

▽091

▽092

▽093

▽098

▽099

▽100 ここから大平山(小林山)へ

今回は風の道を途中で離れ、大平山(小林山)の方向へ向かう。風の道を下ると途中に道の広がりと休憩舎が
あるところに出る。
そこに急な小道が山側に付いている。笹と竹の中の頼りなき小道を何回か折り返すと突然空が開ける。
▽101

柑橘類の仄かな香のする山腹に出る。空は青く、これから辿るであろう山並みが南西に見えてくる。
▽102

◇風布2へ続きます。
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2015/02/10 Tue.
長瀞 迷走記 4 帰路 (終回) 
長瀞 迷走記 4 帰路 (終回)
▽965 荒川 美しき悠久の流れ

前回は⇒ 長瀞 迷走記 3
▽937 まあこの辺だろうという大まかな位置確認

陽も傾きかけてきたので、出来るだけ寄り道癖は我慢し、長瀞に向かって帰路を辿ることにする。
▽938

▽942

▽943 現在位置は曖昧だが基本は西へ進めばよい。

▽944 長瀞駅への指導標を素直に従う。

▽947 右手に小川が沿う落ち葉の道だが、誰も通った痕跡はない。

▽950 なんともバランス的な石灯篭が右手に現れる。

背景には荒川を越えた山々が見える。自分的にはこう云う風景が好みなのだが、あまりにも電線が多過ぎで灯篭の背景が残念だ。
▽951

▽952

▽955

▽957 西の荒川に向かう。

途中の背景は、さまよってきたであろう山並みが構える。
▽959 金石水管橋 水道管と歩道橋が一体になった橋だ。

この橋を渡って荒川の対岸、長瀞駅へ
▽960 金石水管橋の歩道部分

▽961 東からこんな感じで橋へ上がる。

▽962 荒川の下流を越えて、北の遠方は間瀬峠方面だろうか?

▽963

▽964 遠方には雨乞い山、今日は風向きが良くないのだろうか、パラグライダーが飛んでいる様子はない。

▽966

▽969 こちらは さまよってきた山の一部である。

▽971 金石水管橋の中ほどから振り返ると、

さまよった山の手前部分が見える。左の裾野から誤って入山し、コブを幾つも登り降りし
山の向く側に降りて右端から戻ってきた。
▽972 荒川の西岸に着く

ここから長瀞まで1.3キロメートル。何とか無事に帰れそうだ。
▽977 長瀞駅に向かう途中、

川縁に降りられそうなところがある。寄り道はしないで帰ろうと思ったが・・・
▽979 意志薄弱でついに

▽980 川縁に降りてみた。

▽981 流石に国指定の名勝地である。

(1924年・名勝、天然記念物指定 長瀞)
▽983 長瀞駅

▽985 三峰口方面の列車に乗車する。

▽988 武甲山・西武秩父駅から

▽88a 異様と言おうか、造形美と言おうか人それぞれの立場で・・・

▽989 特急、レッドアロー号と武甲山

◇自然はいつもありのまま、正直にじっと待ってくれる。
・・・今回、初めて歩くところにも拘わらず事前の確認は無いに等しかった。行き先の決定も電車が
西武秩父へ着く直前に決めた。秩父鉄道では下車駅を乗り過ごし、引き返すために歩けば話し
好きのオジサンに捉まる・・・始めの手抜きが尾を引いて、成り行きはご覧のような山中をさまよった
だけの結末である。
入山早々から怪しい尾根道の上り下り、いまかイマカと期待をしてピークを幾度も登り降りするが、
展望良好は最後まで開けることはない。
止むを得ず急斜面の登りと、何処へ出られるかの思惑を楽しみに変えること、それと読みの浅さを
自分で笑うしか無い迷走であった。
季節と地、私の邪心を知ってか知らずか、垣間から目に入る遠方の山々は藍の空の下、冬焼けに映える。
対岸へ向かう橋上から望む荒川は、悠久の時を緩やかに絶え間なく流れ、期待を裏切ることは無い。
裏切ることがあるとすれば自らの邪心がそう見させるのであろう。
ウォーキングは身も心も健康にする万能薬である。副作用は無く極めてローコスト、山や川縁を歩くことに
よってヒトが本来持っている心身の自然治癒力を促すのに役立っている・・・そう思っている。
それにしては曲がったその根性がなかなか直らないが・・・
⇒ ウォーキングとトレッキングと健康
長瀞 迷走記 (終り)
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長瀞 迷走記 3
▽965 荒川 美しき悠久の流れ

前回は⇒ 長瀞 迷走記 3
▽937 まあこの辺だろうという大まかな位置確認

陽も傾きかけてきたので、出来るだけ寄り道癖は我慢し、長瀞に向かって帰路を辿ることにする。
▽938

▽942

▽943 現在位置は曖昧だが基本は西へ進めばよい。

▽944 長瀞駅への指導標を素直に従う。

▽947 右手に小川が沿う落ち葉の道だが、誰も通った痕跡はない。

▽950 なんともバランス的な石灯篭が右手に現れる。

背景には荒川を越えた山々が見える。自分的にはこう云う風景が好みなのだが、あまりにも電線が多過ぎで灯篭の背景が残念だ。
▽951

▽952

▽955

▽957 西の荒川に向かう。

途中の背景は、さまよってきたであろう山並みが構える。
▽959 金石水管橋 水道管と歩道橋が一体になった橋だ。

この橋を渡って荒川の対岸、長瀞駅へ
▽960 金石水管橋の歩道部分

▽961 東からこんな感じで橋へ上がる。

▽962 荒川の下流を越えて、北の遠方は間瀬峠方面だろうか?

▽963

▽964 遠方には雨乞い山、今日は風向きが良くないのだろうか、パラグライダーが飛んでいる様子はない。

▽966

▽969 こちらは さまよってきた山の一部である。

▽971 金石水管橋の中ほどから振り返ると、

さまよった山の手前部分が見える。左の裾野から誤って入山し、コブを幾つも登り降りし
山の向く側に降りて右端から戻ってきた。
▽972 荒川の西岸に着く

ここから長瀞まで1.3キロメートル。何とか無事に帰れそうだ。
▽977 長瀞駅に向かう途中、

川縁に降りられそうなところがある。寄り道はしないで帰ろうと思ったが・・・
▽979 意志薄弱でついに

▽980 川縁に降りてみた。

▽981 流石に国指定の名勝地である。

(1924年・名勝、天然記念物指定 長瀞)
▽983 長瀞駅

▽985 三峰口方面の列車に乗車する。

▽988 武甲山・西武秩父駅から

▽88a 異様と言おうか、造形美と言おうか人それぞれの立場で・・・

▽989 特急、レッドアロー号と武甲山

◇自然はいつもありのまま、正直にじっと待ってくれる。
・・・今回、初めて歩くところにも拘わらず事前の確認は無いに等しかった。行き先の決定も電車が
西武秩父へ着く直前に決めた。秩父鉄道では下車駅を乗り過ごし、引き返すために歩けば話し
好きのオジサンに捉まる・・・始めの手抜きが尾を引いて、成り行きはご覧のような山中をさまよった
だけの結末である。
入山早々から怪しい尾根道の上り下り、いまかイマカと期待をしてピークを幾度も登り降りするが、
展望良好は最後まで開けることはない。
止むを得ず急斜面の登りと、何処へ出られるかの思惑を楽しみに変えること、それと読みの浅さを
自分で笑うしか無い迷走であった。
季節と地、私の邪心を知ってか知らずか、垣間から目に入る遠方の山々は藍の空の下、冬焼けに映える。
対岸へ向かう橋上から望む荒川は、悠久の時を緩やかに絶え間なく流れ、期待を裏切ることは無い。
裏切ることがあるとすれば自らの邪心がそう見させるのであろう。
ウォーキングは身も心も健康にする万能薬である。副作用は無く極めてローコスト、山や川縁を歩くことに
よってヒトが本来持っている心身の自然治癒力を促すのに役立っている・・・そう思っている。
それにしては曲がったその根性がなかなか直らないが・・・
⇒ ウォーキングとトレッキングと健康
長瀞 迷走記 (終り)
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長瀞 迷走記 3
2015/02/06 Fri.
長瀞 迷走記 3 敗退濃厚なり  
長瀞 迷走記 3 敗退濃厚なり
▽931 次の週に向こうの山を さまよう ことになろうとは

前回は⇒ 長瀞 迷走記 2
▽895

登り降りを幾度繰り返しても「展望良好」な所に出られない。
目前、敗北濃厚を自覚せざるを得ないのか・・・
▽896

▽897

▽898 時折、木立の間から西側の山々が見えるが、

これは「展望良好」とは言わないだろう。
▽899 道なのか、道ではないのかジワリと迫る敗走感…しかし前進…

▽900 幾ら何でも道であれば「指導標」の一つくらいはあっても良いだろうに。

▽903

▽907 また登りだ。

▽908 ここを上がれば「展望良好」が・・・ダメだ。

▽909

▽910 これだけ登れば幾ら何でも

一箇所くらい「展望良好」があっても良さそうな気がするが、せめてもの楽しみは断続的に現れる急斜面。
しかし今回はそろそろこれで打ち止めにしてもらいたいものだ。
▽911 ピークへ着くが、やはり・・・

▽912

▽915 現在位地不明なり

ピークへ達すれば当然ながら次は下りが・・・完全に修行の道だがそれはそれで精神修養と思えば楽しいものだ。
▽916 今度は下り甲斐のある斜面を滑りながら進むと

▽917 なにやら黄色い板が見える・・・やっと人工物に出会えそうだが

▽918 左手斜面から道が延びてきている。

先には赤白のロゲイニングのCP(チェックポイント)が目に入ってくる。
⇒ ロゲイニング
▽919 今回、初めての指導標を見る。

昭文社「山と高原地図 奥武蔵・秩父」を広げてみると「葉原峠、塞神峠」の記しが見つかる。
現在位置の確定は出来ないが、方向は概ね分かった。
本来であれば葉原峠を経由して「風布」に行きたい気持ちがある。
体力的にもまだ余裕があるのだが、
既に陽が傾いており、風布に向かうのはどうだろう。
それにまた道を外した場合にあまりにも面白すぎるではないか・・・そう言うことは充分にある。
そんな面白そうなことは次回にとって置きたいし、今回のところは年寄りの暴走は封じておくとする・・・
モノは言いよう敗退の弁と言うことになります。
▽920 これを下れば荒川―長瀞方面のようだ。

▽921

▽922

▽924 今日、2回目の指導標だ。如何に道を歩いてなかったと言う事なのか。

▽926

▽927

▽930 竹林の道を下ると突然視界が開けてきた。

方向的には塞神峠から釜伏山だろが、確信は持てない。
▽932 遠方、この地にの盟主武甲山が貫禄を示している。

▽933 荒川・長瀞にはこれを下ればよいのだろう。

幾ら言い繕っても完全な敗退であるが、
急斜面の登り降りと何処へ出られるかと云うワクワク感で、楽しさ中ぐらいの満足である。
◇長瀞 迷走記 4へ続きます。
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▽931 次の週に向こうの山を さまよう ことになろうとは

前回は⇒ 長瀞 迷走記 2
▽895

登り降りを幾度繰り返しても「展望良好」な所に出られない。
目前、敗北濃厚を自覚せざるを得ないのか・・・
▽896

▽897

▽898 時折、木立の間から西側の山々が見えるが、

これは「展望良好」とは言わないだろう。
▽899 道なのか、道ではないのかジワリと迫る敗走感…しかし前進…

▽900 幾ら何でも道であれば「指導標」の一つくらいはあっても良いだろうに。

▽903

▽907 また登りだ。

▽908 ここを上がれば「展望良好」が・・・ダメだ。

▽909

▽910 これだけ登れば幾ら何でも

一箇所くらい「展望良好」があっても良さそうな気がするが、せめてもの楽しみは断続的に現れる急斜面。
しかし今回はそろそろこれで打ち止めにしてもらいたいものだ。
▽911 ピークへ着くが、やはり・・・

▽912

▽915 現在位地不明なり

ピークへ達すれば当然ながら次は下りが・・・完全に修行の道だがそれはそれで精神修養と思えば楽しいものだ。
▽916 今度は下り甲斐のある斜面を滑りながら進むと

▽917 なにやら黄色い板が見える・・・やっと人工物に出会えそうだが

▽918 左手斜面から道が延びてきている。

先には赤白のロゲイニングのCP(チェックポイント)が目に入ってくる。
⇒ ロゲイニング
▽919 今回、初めての指導標を見る。

昭文社「山と高原地図 奥武蔵・秩父」を広げてみると「葉原峠、塞神峠」の記しが見つかる。
現在位置の確定は出来ないが、方向は概ね分かった。
本来であれば葉原峠を経由して「風布」に行きたい気持ちがある。
体力的にもまだ余裕があるのだが、
既に陽が傾いており、風布に向かうのはどうだろう。
それにまた道を外した場合にあまりにも面白すぎるではないか・・・そう言うことは充分にある。
そんな面白そうなことは次回にとって置きたいし、今回のところは年寄りの暴走は封じておくとする・・・
モノは言いよう敗退の弁と言うことになります。
▽920 これを下れば荒川―長瀞方面のようだ。

▽921

▽922

▽924 今日、2回目の指導標だ。如何に道を歩いてなかったと言う事なのか。

▽926

▽927

▽930 竹林の道を下ると突然視界が開けてきた。

方向的には塞神峠から釜伏山だろが、確信は持てない。
▽932 遠方、この地にの盟主武甲山が貫禄を示している。

▽933 荒川・長瀞にはこれを下ればよいのだろう。

幾ら言い繕っても完全な敗退であるが、
急斜面の登り降りと何処へ出られるかと云うワクワク感で、楽しさ中ぐらいの満足である。
◇長瀞 迷走記 4へ続きます。
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2015/02/01 Sun.
長瀞 迷走記 2 進めど展望開けず  
長瀞 迷走記 2 進めど展望開けず
▽885 現在位置不明の山中から

前回、長瀞迷走記1⇒ 長瀞迷走記1
遅い時刻は承知で荒川・高砂橋を渡り金ヶ岳を目指す「山と高原地図 奥武蔵・秩父-昭文社」を見ながらまずは法善寺へ・・・そのすぐ隣に春日神社に通じる登山道があるはずで・・・
▽849 法善寺

ここは枝垂れ桜で有名なところです。
昨年春⇒ 春爛漫 秩父・法善寺
▽851 登山道・・・12:02

鳥居があり、そこに「春日社」と掲げられてある。
登り口はここらしい。
▽地図

▽853 春日神社

遅い時刻では有るが、神社への石段を登る。ここでは神道の作法に従い 二礼二拍手一礼にてごお社の前に・・・
そして更に神社の裏側から続くはずの登山道を左に行って見たが、すぐに踏み分けは消えた、
すぐ戻り右へ行ってみる。
▽854 お社の左踏み分け

▽855 お社の右踏み分け 怪しいが取り敢えず進んでみる。

▽856 行けそうだ

進んでみると踏み分けか獣道か頼りないが、見当をつけて構わず登るとそれなりの道らしきところに繋がっている。
しかしここ迄登っても全く指導標が無いし、人にも熊にも会わない・・・熊には会いたいとは思わないのだが、春日神社-金ヶ岳の登山道はこんなにも誰も登らないところなのか・・・不思議だ、いや心配だ。どうもしっくりしない。
▽858 大形動物の足跡らしきものが

何かその心理的に??しかし、入り口は確かに春日様だったが・・・疑問を抱きながらも、仮に迷ったとしても下れば寄居か東秩父だろう。日没前に適当に下ればよい・・・
▽863 振り返ってみると長瀞の街並みが見える。12:24

▽864 またお社が見えてきた。春日神社の奥の院?・・・

いよいよ良好な展望が開けるのだろう。
あら、展望は全くダメ・・・
▽865 ピークへ着いたが・・・

地図が間違えているのか私が誤っているのか・・・どうも私の希望と地図が合わなくなってきた。
▽867 踏み分けの消えた落ち葉の上を

▽869 遠慮なく更に進むと、ピークを過ぎれば下りだ。

▽871 鹿?・・・

▽872 踏み分けは消えたが、別な楽しみが出てきたので
構わず前進・・・

▽874 乗り越えればまた道らしきところへ

▽876 またすぐに楽しみが待ち伏せしてくれる。

▽877

▽878 振り返れば荒川と長瀞の街が

▽880

▽881

▽882 またピークに着いたが、展望が良好なところとはいったい何処なんだろう。

▽884 長瀞アルプスでしょうか右端に雨乞い山・・・

▽885a 飛んでいるのは見えないが、雨乞い山のようだ。

パラグライダーは⇒ 陣見山をさまよう
▽889 全く道は見えず。

ただ前進のみ・・・展望もダメでいったい何処へ出るやら分からないが、取り敢えず斜面は登ります。
▽891

▽892

▽894 ピークを幾つか繰り返し、

今度こそと、進めど展望開けず・・・されど登る。
◇長瀞 迷走記3へ続きます。
◇注意、賢明なウォーカーはけして真似をしてはいけません。
◇長瀞迷走記3へ続きます。
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▽885 現在位置不明の山中から

前回、長瀞迷走記1⇒ 長瀞迷走記1
遅い時刻は承知で荒川・高砂橋を渡り金ヶ岳を目指す「山と高原地図 奥武蔵・秩父-昭文社」を見ながらまずは法善寺へ・・・そのすぐ隣に春日神社に通じる登山道があるはずで・・・
▽849 法善寺

ここは枝垂れ桜で有名なところです。
昨年春⇒ 春爛漫 秩父・法善寺
▽851 登山道・・・12:02

鳥居があり、そこに「春日社」と掲げられてある。
登り口はここらしい。
▽地図

▽853 春日神社

遅い時刻では有るが、神社への石段を登る。ここでは神道の作法に従い 二礼二拍手一礼にてごお社の前に・・・
そして更に神社の裏側から続くはずの登山道を左に行って見たが、すぐに踏み分けは消えた、
すぐ戻り右へ行ってみる。
▽854 お社の左踏み分け

▽855 お社の右踏み分け 怪しいが取り敢えず進んでみる。

▽856 行けそうだ

進んでみると踏み分けか獣道か頼りないが、見当をつけて構わず登るとそれなりの道らしきところに繋がっている。
しかしここ迄登っても全く指導標が無いし、人にも熊にも会わない・・・熊には会いたいとは思わないのだが、春日神社-金ヶ岳の登山道はこんなにも誰も登らないところなのか・・・不思議だ、いや心配だ。どうもしっくりしない。
▽858 大形動物の足跡らしきものが

何かその心理的に??しかし、入り口は確かに春日様だったが・・・疑問を抱きながらも、仮に迷ったとしても下れば寄居か東秩父だろう。日没前に適当に下ればよい・・・
▽863 振り返ってみると長瀞の街並みが見える。12:24

▽864 またお社が見えてきた。春日神社の奥の院?・・・

いよいよ良好な展望が開けるのだろう。
あら、展望は全くダメ・・・
▽865 ピークへ着いたが・・・

地図が間違えているのか私が誤っているのか・・・どうも私の希望と地図が合わなくなってきた。
▽867 踏み分けの消えた落ち葉の上を

▽869 遠慮なく更に進むと、ピークを過ぎれば下りだ。

▽871 鹿?・・・

▽872 踏み分けは消えたが、別な楽しみが出てきたので
構わず前進・・・

▽874 乗り越えればまた道らしきところへ

▽876 またすぐに楽しみが待ち伏せしてくれる。

▽877

▽878 振り返れば荒川と長瀞の街が

▽880

▽881

▽882 またピークに着いたが、展望が良好なところとはいったい何処なんだろう。

▽884 長瀞アルプスでしょうか右端に雨乞い山・・・

▽885a 飛んでいるのは見えないが、雨乞い山のようだ。

パラグライダーは⇒ 陣見山をさまよう
▽889 全く道は見えず。

ただ前進のみ・・・展望もダメでいったい何処へ出るやら分からないが、取り敢えず斜面は登ります。
▽891

▽892

▽894 ピークを幾つか繰り返し、

今度こそと、進めど展望開けず・・・されど登る。
◇長瀞 迷走記3へ続きます。
◇注意、賢明なウォーカーはけして真似をしてはいけません。
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