好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2022/02/24 Thu.
阿須丘陵-3 冬の森~帰路 (終回) 2022-01-dd 
阿須丘陵-3 冬の森~帰路 (終回) 2022-01-dd
・浸食の雛型

帰路、唐沢川の支流を下ります。
前回の続きです。
前回は⇒ 阿須丘陵-2 迷い込んだ先は… 2022-01-dd
・639 尾根の道から

尾根の工事現場、の中に縦走路があります。現状は私のような怪しいハイカーも通れるようですが、この道は何だったのでしょうね。
・工事の前(樹木の伐採前)からハイキングコースとしてあったのでしょうか?
・工事の見学路として着工時に造ったのでしょうか?
因みに工事現場の入り口と出口付近の二か所で関係者と思われる方に「何の工事ですか」と尋ねてみましたが、何れも「上から何も聴いてないのでわかりません」とのことでした。上から聴いてなければ分かりませんね?
・

時折、突風が法面を舐めながら土を巻き上げて吹いてきます。これから強東風の季節になると何らかの処理(土埃を飛ばさないように柴でも張るのでしょうか)をしないと大変な土色の風が吹くことでしょう。
土埃と言えば当市から約94km(山人の計測による計測ですので誤差大です)離れた千葉県八街市の「やちぼこり」を見ました。
桁違いの規模「やちぼこり」⇒ある寒い日 あさひ山展望公園 2021-01-13
やちぼこり:千葉県八街(やちまた)市周辺の落花生畑から発生する土埃
・造成工事の道を抜けて

さて何処に行くのでしょう…大きく迷っても入間市か青梅市ですからマッタク問題はありませんが
・道の左手も伐採されていますね。

何処まで造成するのでしょうね。
・樹間を抜けて土埃が入ってきます。

・やはり、山の表土は緑で覆うに越したことはないですね。

送電鉄塔飯能線です。
この鉄塔の連なりの先を辿ると入間川と成木川の出合い(加治橋の上流)の下流で越えて加治小学校の西から飯能変電所に、反対方向は青梅インターの付近に行っているようですが…
・

・

・造成工事の現場から尾根の道を進むと

程なくして分岐に出ました。直進すれば青梅の方向でしょうが、今回は取り敢えず右へ下ってみます。
・冬の広葉樹

明るい落葉した森、高木はコナラにヤマザクラ、緑の小振りの常緑樹はアオキ、ヒサカキなどがアクセントになります。
・何やら薄くタイヤの跡が見えますね~

タマチャリン氏でしょうか、ここにまで遠征していたのですね。
だいぶ前にも入山されてました⇒ タマチャリン氏 阿須を駆ける
・655

・オットト…前のめりに・・・バッタリ

綺麗な樹林に見惚れながら(よそ見をしてたわけですが)木の根に左足をとられてバッタリと、幸いにも顔面強打は無く粘土状の赤土を右腕肘と左手首で受けて軽い打撲で済みました。
・雨水が削った浸食の雛型の様な源流ですね。

細いのは桧ですが、合わない地なのか細いし曲がってます。
・モミの木の幼木

・倒木しているのはスギ…?

・ヒノキ・・・ここにヒノキを植えるのは植林の原則にソグワナイ

ついで
奥武蔵では「上マツ、谷スギ、平ヒノキ」と聴いたことがあります。
念のために他のところではどうなのかと調べてみると
「尾根マツ、谷スギ、中ヒノキ」と云うのがあります。意味合いは全く同じで、簡単に言うと乾燥に強いマツは上に、水分が好きなスギは谷筋に、その間はヒノキを植える…場所に合う木を植えると言うことです。(但し、マツを植えることは有りません。マツの性質上、建材に適さないからです。)
・

・

・好みの風景です。

唐沢川の本流に出たようです。
・

・

角の取れた石がゴロゴロしています。唐沢川に洗い出された古多摩川の置き土産です。
・唐沢川 とても素晴らしい風景ですね。

・ハイキングコース

・

・

・

・何とも嬉しい風景が続きます。

・

・ また工事現場に出たようですが

・

・砂防堰提に堆積した土砂を取り除くようです。

・砂防ダム(大きなダムも)

災害の防止や緩和のために造られるのですが、良いことばかりではなく降雨の度に多少の土砂は溜まり、機能を保つための浚渫費用が必要です。また上流から砂利が流れなくなり、建設用などの砂利採取が困難になったり、堤の壁に川の生物の移動が遮断されるなどもあるようです。
・

・前方の橋は-1で入った所です。

これで一周です。なかなか変化のある道で飽きることなく戻りました。
・飯能の街、長澤寺の裏の切通しのところから

今回は唐沢川の南東の尾根の支流から入り、造成工事中の現場に出て、尾根の道を南西に進み、分岐から北に下り唐沢川に戻る周回路でした。尾根の北東側の谷は途中から道は有りませんが、自分的には面白い所だと思います。機会があれば谷を最後まで追ってみようと思いますが、等高線を見ると造成工事の南西端辺りに出そうです。
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・浸食の雛型

帰路、唐沢川の支流を下ります。
前回の続きです。
前回は⇒ 阿須丘陵-2 迷い込んだ先は… 2022-01-dd
・639 尾根の道から

尾根の工事現場、の中に縦走路があります。現状は私のような怪しいハイカーも通れるようですが、この道は何だったのでしょうね。
・工事の前(樹木の伐採前)からハイキングコースとしてあったのでしょうか?
・工事の見学路として着工時に造ったのでしょうか?
因みに工事現場の入り口と出口付近の二か所で関係者と思われる方に「何の工事ですか」と尋ねてみましたが、何れも「上から何も聴いてないのでわかりません」とのことでした。上から聴いてなければ分かりませんね?
・

時折、突風が法面を舐めながら土を巻き上げて吹いてきます。これから強東風の季節になると何らかの処理(土埃を飛ばさないように柴でも張るのでしょうか)をしないと大変な土色の風が吹くことでしょう。
土埃と言えば当市から約94km(山人の計測による計測ですので誤差大です)離れた千葉県八街市の「やちぼこり」を見ました。
桁違いの規模「やちぼこり」⇒ある寒い日 あさひ山展望公園 2021-01-13
やちぼこり:千葉県八街(やちまた)市周辺の落花生畑から発生する土埃
・造成工事の道を抜けて

さて何処に行くのでしょう…大きく迷っても入間市か青梅市ですからマッタク問題はありませんが
・道の左手も伐採されていますね。

何処まで造成するのでしょうね。
・樹間を抜けて土埃が入ってきます。

・やはり、山の表土は緑で覆うに越したことはないですね。

送電鉄塔飯能線です。
この鉄塔の連なりの先を辿ると入間川と成木川の出合い(加治橋の上流)の下流で越えて加治小学校の西から飯能変電所に、反対方向は青梅インターの付近に行っているようですが…
・

・

・造成工事の現場から尾根の道を進むと

程なくして分岐に出ました。直進すれば青梅の方向でしょうが、今回は取り敢えず右へ下ってみます。
・冬の広葉樹

明るい落葉した森、高木はコナラにヤマザクラ、緑の小振りの常緑樹はアオキ、ヒサカキなどがアクセントになります。
・何やら薄くタイヤの跡が見えますね~

タマチャリン氏でしょうか、ここにまで遠征していたのですね。
だいぶ前にも入山されてました⇒ タマチャリン氏 阿須を駆ける
・655

・オットト…前のめりに・・・バッタリ

綺麗な樹林に見惚れながら(よそ見をしてたわけですが)木の根に左足をとられてバッタリと、幸いにも顔面強打は無く粘土状の赤土を右腕肘と左手首で受けて軽い打撲で済みました。
・雨水が削った浸食の雛型の様な源流ですね。

細いのは桧ですが、合わない地なのか細いし曲がってます。
・モミの木の幼木

・倒木しているのはスギ…?

・ヒノキ・・・ここにヒノキを植えるのは植林の原則にソグワナイ

ついで
奥武蔵では「上マツ、谷スギ、平ヒノキ」と聴いたことがあります。
念のために他のところではどうなのかと調べてみると
「尾根マツ、谷スギ、中ヒノキ」と云うのがあります。意味合いは全く同じで、簡単に言うと乾燥に強いマツは上に、水分が好きなスギは谷筋に、その間はヒノキを植える…場所に合う木を植えると言うことです。(但し、マツを植えることは有りません。マツの性質上、建材に適さないからです。)
・

・

・好みの風景です。

唐沢川の本流に出たようです。
・

・

角の取れた石がゴロゴロしています。唐沢川に洗い出された古多摩川の置き土産です。
・唐沢川 とても素晴らしい風景ですね。

・ハイキングコース

・

・

・

・何とも嬉しい風景が続きます。

・

・ また工事現場に出たようですが

・

・砂防堰提に堆積した土砂を取り除くようです。

・砂防ダム(大きなダムも)

災害の防止や緩和のために造られるのですが、良いことばかりではなく降雨の度に多少の土砂は溜まり、機能を保つための浚渫費用が必要です。また上流から砂利が流れなくなり、建設用などの砂利採取が困難になったり、堤の壁に川の生物の移動が遮断されるなどもあるようです。
・

・前方の橋は-1で入った所です。

これで一周です。なかなか変化のある道で飽きることなく戻りました。
・飯能の街、長澤寺の裏の切通しのところから

今回は唐沢川の南東の尾根の支流から入り、造成工事中の現場に出て、尾根の道を南西に進み、分岐から北に下り唐沢川に戻る周回路でした。尾根の北東側の谷は途中から道は有りませんが、自分的には面白い所だと思います。機会があれば谷を最後まで追ってみようと思いますが、等高線を見ると造成工事の南西端辺りに出そうです。
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2022/02/17 Thu.
阿須丘陵-2 迷い込んだ先は… 2022-01-dd 
阿須丘陵-2 迷い込んだ先は… 2022-01-dd
山_歩_き は 「山 道 歩き」 と は限らない…
・迷い込んだ先、尾根の造成工事現場に着くと

樹木が伐採されたところから 遠方には奥多摩、奥武蔵の山並が出迎えてくれました。
ゾウの背中に見えるのは(左)大岳山、・・・(中右寄)御岳山、(右)御前山
大岳山と御前山は奥多摩三山のうちの二山で山歩きの入門の山
以下は以前に登った奥多摩三山を置いておきます。
①大岳山⇒ 大岳山
②御前山⇒ 御前山
③三頭山⇒ 三頭山
前回からの続き、前回は⇒ 阿須丘陵-1道なき道を
・

前回のキノコの目印から少し進み、右岸に登って辺りを見回したが道らしいものは見つかりません。
・

このまま進んでもどうかと思い道へ出たくなります。
・谷の左岸を見れば何やら獣道の雰囲気が見られので

取り敢えず登って谷から脱出してみます。
稀に聴かれることがあります。
「道が無い所や厳しい斜面に踏み入れて大丈夫ですか?」
その場を見ればだいたい雰囲気で乗りきれるかどうか解ります。永年の徘徊経験から あの木の根元に取り付き、次はあの岩に…もちろん冒険家ではなく本格的な方法を知っているわけではありません(絶対マネをしてはいけませんね)
・今の時季は葉が落ち

雑草も無いのである程度の視界が確保できます。
・かなりの斜面、木に掴まりながら登って行きます。

・途中で振り返って見るとこんな感じです。

・大型動物のフン…見たくないモノを見てしまいました。

時が経って形が崩れていますから近くにはいないでしょう。
(注意!!知浪途判断ですから全く当てになりません)
・根気よく登れば

・何時かは尾根に着きます。

・

・尾根に近そうなところまできました。

・やっと開けてきそうです。

・何でしょう…ナラ枯れの調査でしょうか

・工事のようですね。

・人工的な壁ですが、何の壁でしょう。

・山中で大きな造成工事が行われているようです。

もしかして ここは噂の現場でしょうか
何はともあれ ソロソロ真面な道に出たいですね。
・大岳山です…目印の山です。

見慣れた山を見ると嬉しさと安心感が湧いてきます。
・

・
・尾根の道にでたようです。

・

・登る方に行ってみます。

・〇〇リース株式会社と記されていますが

リース会社が山の上に造成工事ですか…
最近のリース会社はこの様な工事までやるのですね。部外者にはさっぱり分からない業界です。
・遠方に青い奥多摩の山が…この道は通って良いのでしょうか

なんか、尾根伝いに…と、言っても工事でだいぶ平らに均(なら)されてますので山歩きのそれとまったく異なる風景の中にいます。それでもハイキング用の道は確保されているようです。
・遠方には大岳山です。

このハイキング道は何処に行くのか楽しみですが、風が吹く度に強烈な土埃がハイカー達を襲います…今は私一人ですが
・造成工事の先…遠方に川苔山~辛うじて蕎麦粒山が見えます。

山の上に広大な造成工事ですが…ここに有ったのですね
恐らくここは話題の「阿須山中(アズヤマナカ)」、一昨年の秋に「TBS噂の現場」で話題になったソーラー発電事業、パネル設置用工事現場ですね。
飽く迄も 聞きかじり の情報ですが、
この市有地を少年サッカークラブの運営者が市から借りてソーラー発電とサッカー練習場を作るとか…
・川苔山ですね。

尾根伝いに広がる樹木を伐採したのでここから川苔山が見えるようになったのでしょう。この場合は見えるようになって良かったのか良くなかったのか複雑な心境です。
・とても広いですね。

聞きかじり その2
諸々の経緯を有する市有林の有効活用を図るため、その活用を公募して、採用されたのがサッカー練習場のようです。
市から借り受けた山林面積約17ha、そのうち1ha弱がサッカー練習場となる様ですが、それにしても山の中にサッカー練習場とはサッカー事業の知浪途には大胆なミスマッチに見えますが、専門家が考えればまた異なる見方が出来るのでしょう。
・

・

・ここは部外者でも通って良さそうですので

遠慮なく、イヤ遠慮しながら歩かせてもらいますか…それとも公道であれば遠慮はいらないですか。
・伐採された切り株はコナラですね。

・奥多摩、奥武蔵の山並、川苔山、日向沢ノ峰、棒ノ嶺、蕎麦粒山…

(棒ノ峰は中央の△・蕎麦粒山の手前)
・イノシシが荒らしたようにも見えますが、重機による抜根の跡でしょう。

仮にイノシシに請け負わせるには延べ何頭必要でしょうかね。
・

この地(市有山林)の有効活用については巷で様々な話がされています。
「森林文化都市」を宣言した市が市有の山を一民間に独占的に貸し、山中にソーラー発電とサッカー練習場を造ることについて、選定の当初から疑問を持たれている市民もいます。
・樹木を伐採し、山を削り、谷を埋めれば茶色の荒涼とした世界が広がります。

(遠方に川苔山、日向沢ノ峰、棒ノ嶺、蕎麦粒山)
経緯やその内容を把握してない軽薄者が安易に言えることではないのですが、
この山林(実際には樹木は伐採、抜根されている)の土地賃貸契約期間終了後には、私の様な行き場の無い者が楽しめる徘徊コースとして、緑綾なす尾根や谷があり、動植物が共存できる山に回復させてもらいたいものです。
~ ~ ~
俳諧、いや 徘徊で迷い込んだ山の中は、ナント噂で聴いていた造成工事現場でした。
広大な山林も短期間でこうなるとは重機のパワーは恐るべしです。
*** 阿須丘陵 -3 に続きます ***
(ご注意、この様な安易な山歩きは極めて危険です。賢明な皆様は絶対にマネをなさいませんように。)
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山_歩_き は 「山 道 歩き」 と は限らない…
・迷い込んだ先、尾根の造成工事現場に着くと

樹木が伐採されたところから 遠方には奥多摩、奥武蔵の山並が出迎えてくれました。
ゾウの背中に見えるのは(左)大岳山、・・・(中右寄)御岳山、(右)御前山
大岳山と御前山は奥多摩三山のうちの二山で山歩きの入門の山
以下は以前に登った奥多摩三山を置いておきます。
①大岳山⇒ 大岳山
②御前山⇒ 御前山
③三頭山⇒ 三頭山
前回からの続き、前回は⇒ 阿須丘陵-1道なき道を
・

前回のキノコの目印から少し進み、右岸に登って辺りを見回したが道らしいものは見つかりません。
・

このまま進んでもどうかと思い道へ出たくなります。
・谷の左岸を見れば何やら獣道の雰囲気が見られので

取り敢えず登って谷から脱出してみます。
稀に聴かれることがあります。
「道が無い所や厳しい斜面に踏み入れて大丈夫ですか?」
その場を見ればだいたい雰囲気で乗りきれるかどうか解ります。永年の徘徊経験から あの木の根元に取り付き、次はあの岩に…もちろん冒険家ではなく本格的な方法を知っているわけではありません(絶対マネをしてはいけませんね)
・今の時季は葉が落ち

雑草も無いのである程度の視界が確保できます。
・かなりの斜面、木に掴まりながら登って行きます。

・途中で振り返って見るとこんな感じです。

・大型動物のフン…見たくないモノを見てしまいました。

時が経って形が崩れていますから近くにはいないでしょう。
(注意!!知浪途判断ですから全く当てになりません)
・根気よく登れば

・何時かは尾根に着きます。

・

・尾根に近そうなところまできました。

・やっと開けてきそうです。

・何でしょう…ナラ枯れの調査でしょうか

・工事のようですね。

・人工的な壁ですが、何の壁でしょう。

・山中で大きな造成工事が行われているようです。

もしかして ここは噂の現場でしょうか
何はともあれ ソロソロ真面な道に出たいですね。
・大岳山です…目印の山です。

見慣れた山を見ると嬉しさと安心感が湧いてきます。
・

・
・尾根の道にでたようです。

・

・登る方に行ってみます。

・〇〇リース株式会社と記されていますが

リース会社が山の上に造成工事ですか…
最近のリース会社はこの様な工事までやるのですね。部外者にはさっぱり分からない業界です。
・遠方に青い奥多摩の山が…この道は通って良いのでしょうか

なんか、尾根伝いに…と、言っても工事でだいぶ平らに均(なら)されてますので山歩きのそれとまったく異なる風景の中にいます。それでもハイキング用の道は確保されているようです。
・遠方には大岳山です。

このハイキング道は何処に行くのか楽しみですが、風が吹く度に強烈な土埃がハイカー達を襲います…今は私一人ですが
・造成工事の先…遠方に川苔山~辛うじて蕎麦粒山が見えます。

山の上に広大な造成工事ですが…ここに有ったのですね
恐らくここは話題の「阿須山中(アズヤマナカ)」、一昨年の秋に「TBS噂の現場」で話題になったソーラー発電事業、パネル設置用工事現場ですね。
飽く迄も 聞きかじり の情報ですが、
この市有地を少年サッカークラブの運営者が市から借りてソーラー発電とサッカー練習場を作るとか…
・川苔山ですね。

尾根伝いに広がる樹木を伐採したのでここから川苔山が見えるようになったのでしょう。この場合は見えるようになって良かったのか良くなかったのか複雑な心境です。
・とても広いですね。

聞きかじり その2
諸々の経緯を有する市有林の有効活用を図るため、その活用を公募して、採用されたのがサッカー練習場のようです。
市から借り受けた山林面積約17ha、そのうち1ha弱がサッカー練習場となる様ですが、それにしても山の中にサッカー練習場とはサッカー事業の知浪途には大胆なミスマッチに見えますが、専門家が考えればまた異なる見方が出来るのでしょう。
・

・

・ここは部外者でも通って良さそうですので

遠慮なく、イヤ遠慮しながら歩かせてもらいますか…それとも公道であれば遠慮はいらないですか。
・伐採された切り株はコナラですね。

・奥多摩、奥武蔵の山並、川苔山、日向沢ノ峰、棒ノ嶺、蕎麦粒山…

(棒ノ峰は中央の△・蕎麦粒山の手前)
・イノシシが荒らしたようにも見えますが、重機による抜根の跡でしょう。

仮にイノシシに請け負わせるには延べ何頭必要でしょうかね。
・

この地(市有山林)の有効活用については巷で様々な話がされています。
「森林文化都市」を宣言した市が市有の山を一民間に独占的に貸し、山中にソーラー発電とサッカー練習場を造ることについて、選定の当初から疑問を持たれている市民もいます。
・樹木を伐採し、山を削り、谷を埋めれば茶色の荒涼とした世界が広がります。

(遠方に川苔山、日向沢ノ峰、棒ノ嶺、蕎麦粒山)
経緯やその内容を把握してない軽薄者が安易に言えることではないのですが、
この山林(実際には樹木は伐採、抜根されている)の土地賃貸契約期間終了後には、私の様な行き場の無い者が楽しめる徘徊コースとして、緑綾なす尾根や谷があり、動植物が共存できる山に回復させてもらいたいものです。
~ ~ ~
俳諧、いや 徘徊で迷い込んだ山の中は、ナント噂で聴いていた造成工事現場でした。
広大な山林も短期間でこうなるとは重機のパワーは恐るべしです。
*** 阿須丘陵 -3 に続きます ***
(ご注意、この様な安易な山歩きは極めて危険です。賢明な皆様は絶対にマネをなさいませんように。)
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Posted on 23:48 [edit]
category: 加治・阿須・落合_周辺
2022/02/10 Thu.
阿須丘陵-1道なき道… 2022-01-dd 
阿須丘陵-1 道なき道… 2022-01-dd
・山歩きは 「山 道 歩き」 とは限らない

何日か前に阿須の尾根から飯能の街を見下ろしました。その時、まだ歩いたことのない南側の唐沢川の方はどうなっているのかと思い…
・
阿須の尾根から飯能の街 ⇒ 飯能の街、背景に日光の雪山が 2022-01-19
(上リンクの南側、唐沢川周辺を歩くことになります)
それで後日、天気の良さそうな日に時間が取れたので早速踏み込んでみましたた。
・阿須交差点手前の田園 地図の①付近

阿須交差点近く、都県道19号線(富岡入間線)から
西川古柳誕生の地の石碑を左手に見て低い尾根を越え、寺を左手に見て右折して唐沢川の左岸を遡ってみたのです。
・長澤寺付近

・

寺(長澤寺)の前の道を進むと右手は山、左手は民家で乗用車一台がやっと通れる程の狭い道でしたが、更に進むとすぐ広い道が左手から合流し開けてきました。何の工事なのか土砂を積んだ大型のトラックが通っています。交通誘導員の方に尋ねてみましたが、依頼社からは何の工事か知らされてないとのこと…
・

・

・途中の左手が開けているので 地図の②付近

藪をかき分けて入ってみたが、スグ退散し本線に…
・進行方向右手は前回登った尾根の鉄塔か?

・左右を杉、桧の植林に挟まれたところを進むとスグに唐沢川に出ます。

左の堀が唐沢川です。今の時季は水量が少ないですが春から増てきます。
・昨年歩いた唐沢川の河口付近

唐沢川の河口は阿岩橋(あいわはし)の下流、入間川の右岸に注ぎ込み合流します。
・さて、下流側に橋が架かっているので取り敢えず渡ってみることに…

地図の③付近 自分にとっては未知の領域です。
・左岸から橋を渡り、右岸のいヒノキ林を進んでみます。

・ここは唐沢川の支流になるのですが

この先がどうなっているのかワクワク感がこみ上げてきます。
恐らく今の時季にクマはいなでしょう。
クマの代わりにカモシカでも出て来てくれれば嬉しいのですが…
・こんな小さな川にしては石の角がとれて丸味があります。

以前、加治丘陵は「旧多摩川が運んだ土砂で出来た」と、何かで読んだことがあります。
何万年も前のことだと思いましたが、この丘陵の成り立ちもそれなのかもしれません。
かすみかわさんより⇒「古い時代古多摩川は青梅を起点に扇状地を作っていました、隆起や浸食を繰り返し現在の地形に至っているそうです。 加治丘陵の尾根筋もかっては川底だったと思われます。したがって、加治丘陵のいたるところで丸い石が散見されます。 因みに、加治丘陵と狭山丘陵は扇状地で続いていて後に古多摩川に依って浸食され分かれた双子の丘陵です。加治丘陵の桜山展望台の標高は約189mで、狭山丘陵の緑の博物館西の三等三角点(宮寺)の標高は175.6mです。」
・谷に沿う道を来たのですが

ご覧のように左岸にあった道は崩壊し、消滅しています。
・なかなかのもので、

こうような所を歩くと童心に返ります。
幼い時、近所の遊び仲間との山歩きはこのような道なき道で、滑った、転んだ、木や崖から落ちたが、しばしばありました。
私の場合は小学生の時に崖から転落し膝と頭から出血、医者に行って縫ってもらってます。あれ以来、頭の重要な配線が何本か切れたようです。
・荒れていますね。

・

・ここも左岸の道は崩壊です。


・578 この様な状態になって完全に道は消えているために
荒廃した谷底を歩くしかありませんが、これはこれでじつに楽しいものです。
・

・

・やはり、この山中でこの丸い川石とは

旧多摩川の置き土産としか思えませが、詳しいことを分かっている訳ではありません。ご存じの方はお教え下されば有難いです。
・荒れた谷を進むと

・何やら大型動物の足跡があります。

クマさんと遭遇しないことを祈りつつ進みます。
・

・

取り敢えず進んでみますが…
・

・地図の④付近と思われます

周辺の様子を見るため、斜面を登ってみます…
・

現時点では道は無いですね。また、ここがどこかも把握できません。
最悪は谷を下ればよいし、迷っても入間市か青梅市でしょう。
・大きなキノコですが名はなんって言うのでしょう?

*** このキノコを目印にしてこの先をどう歩くか -2の次回に続きます ***
(ご注意!!上のような安易な山歩きは危険です。けしてマネをなさいませんように)
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・山歩きは 「山 道 歩き」 とは限らない

何日か前に阿須の尾根から飯能の街を見下ろしました。その時、まだ歩いたことのない南側の唐沢川の方はどうなっているのかと思い…
・

阿須の尾根から飯能の街 ⇒ 飯能の街、背景に日光の雪山が 2022-01-19
(上リンクの南側、唐沢川周辺を歩くことになります)
それで後日、天気の良さそうな日に時間が取れたので早速踏み込んでみましたた。
・阿須交差点手前の田園 地図の①付近

阿須交差点近く、都県道19号線(富岡入間線)から
西川古柳誕生の地の石碑を左手に見て低い尾根を越え、寺を左手に見て右折して唐沢川の左岸を遡ってみたのです。
・長澤寺付近

・

寺(長澤寺)の前の道を進むと右手は山、左手は民家で乗用車一台がやっと通れる程の狭い道でしたが、更に進むとすぐ広い道が左手から合流し開けてきました。何の工事なのか土砂を積んだ大型のトラックが通っています。交通誘導員の方に尋ねてみましたが、依頼社からは何の工事か知らされてないとのこと…
・

・

・途中の左手が開けているので 地図の②付近

藪をかき分けて入ってみたが、スグ退散し本線に…
・進行方向右手は前回登った尾根の鉄塔か?

・左右を杉、桧の植林に挟まれたところを進むとスグに唐沢川に出ます。

左の堀が唐沢川です。今の時季は水量が少ないですが春から増てきます。
・昨年歩いた唐沢川の河口付近

唐沢川の河口は阿岩橋(あいわはし)の下流、入間川の右岸に注ぎ込み合流します。
・さて、下流側に橋が架かっているので取り敢えず渡ってみることに…

地図の③付近 自分にとっては未知の領域です。
・左岸から橋を渡り、右岸のいヒノキ林を進んでみます。

・ここは唐沢川の支流になるのですが

この先がどうなっているのかワクワク感がこみ上げてきます。
恐らく今の時季にクマはいなでしょう。
クマの代わりにカモシカでも出て来てくれれば嬉しいのですが…
・こんな小さな川にしては石の角がとれて丸味があります。

以前、加治丘陵は「旧多摩川が運んだ土砂で出来た」と、何かで読んだことがあります。
何万年も前のことだと思いましたが、この丘陵の成り立ちもそれなのかもしれません。
かすみかわさんより⇒「古い時代古多摩川は青梅を起点に扇状地を作っていました、隆起や浸食を繰り返し現在の地形に至っているそうです。 加治丘陵の尾根筋もかっては川底だったと思われます。したがって、加治丘陵のいたるところで丸い石が散見されます。 因みに、加治丘陵と狭山丘陵は扇状地で続いていて後に古多摩川に依って浸食され分かれた双子の丘陵です。加治丘陵の桜山展望台の標高は約189mで、狭山丘陵の緑の博物館西の三等三角点(宮寺)の標高は175.6mです。」
・谷に沿う道を来たのですが

ご覧のように左岸にあった道は崩壊し、消滅しています。
・なかなかのもので、

こうような所を歩くと童心に返ります。
幼い時、近所の遊び仲間との山歩きはこのような道なき道で、滑った、転んだ、木や崖から落ちたが、しばしばありました。
私の場合は小学生の時に崖から転落し膝と頭から出血、医者に行って縫ってもらってます。あれ以来、頭の重要な配線が何本か切れたようです。
・荒れていますね。

・

・ここも左岸の道は崩壊です。


・578 この様な状態になって完全に道は消えているために
荒廃した谷底を歩くしかありませんが、これはこれでじつに楽しいものです。
・

・

・やはり、この山中でこの丸い川石とは

旧多摩川の置き土産としか思えませが、詳しいことを分かっている訳ではありません。ご存じの方はお教え下されば有難いです。
・荒れた谷を進むと

・何やら大型動物の足跡があります。

クマさんと遭遇しないことを祈りつつ進みます。
・

・

取り敢えず進んでみますが…
・

・地図の④付近と思われます

周辺の様子を見るため、斜面を登ってみます…
・

現時点では道は無いですね。また、ここがどこかも把握できません。
最悪は谷を下ればよいし、迷っても入間市か青梅市でしょう。
・大きなキノコですが名はなんって言うのでしょう?

*** このキノコを目印にしてこの先をどう歩くか -2の次回に続きます ***
(ご注意!!上のような安易な山歩きは危険です。けしてマネをなさいませんように)
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Posted on 20:53 [edit]
category: 加治・阿須・落合_周辺
2022/02/06 Sun.
尾須沢鍾乳洞、コウモリ・夜間飛行 2021 11 28  
尾須沢鍾乳洞、コウモリ・夜間飛行 2021 11 28
307 尾須沢鍾乳洞(鍾乳洞の中から外を見る)

既に2ヶ月以上も前のことです。
名栗川(入間川)の河又周辺でエコツアーを予定されている方が計画を立て尾須沢鍾乳洞に(市民ガイドの方々と)行ってみました。
この日は次の予定でした。
①河川広場周辺の川の生物観察
②尾須沢鍾乳洞でのコウモリ観察、
③時間があれば有間ダム周辺の紅葉観察
しかしながら現地集合時間が午後であったため、川の生物観察をしてからコウモリ・鍾乳洞(山に入るために)に行くのはこの時季、日が暮れてしまいそうとのことで、川組と山組に分かれて行動することになりました。
当然ですが当方は山組を志願し、尾須沢鍾乳洞へ向かいました。
◇ 尾須沢鍾乳洞登山口

尾須沢鍾乳洞への道⇒ 尾須沢鍾乳洞~楢抜山 -1/奥武蔵_楢抜山ルートをさまよってみる 2019-03-02
尾須沢鍾乳洞への登山道の様子は上のリンクをご覧ください。
下名栗の入間川左岸に沿った青梅秩父線(53号)を名郷に向かい、名栗湖(有間ダム)ヘの分岐から本線を進むとすぐ右側に案内表示板が設置されています。
青梅秩父線から登山口を進む道はスギが植林された谷に沿う道で、倒木や岩の間を進むため、高齢隊にはかなりキツイ所もありますが精神年齢自覚の38歳で登りきります。
282

谷間の道を20分ほど登ると木立の間からチラチラと白っぽい岩壁が見えてきます。
283

286 斜面に白っぽい岩の壁が現れます。

287

288

ここには我々(コウモリ観察)高齢隊の他、岩の壁に挑んでいらっしゃる方々もいます。
289 先ず岩壁の右側の洞に入ってみます。

291

292 光の円の中に黒く見える点はコウモリです。

この鍾乳洞は観光化されてないために内部に照明や道は有りません。少し入れば光は遮断されて真っ暗闇の空間で全容は把握できません。内部は広がっていて持ってきたライト(強力なライトと思っていたもの)では光量不足で、足元を照らすくらいしか出来ません。
293

内部へ進むと足元は、上り傾斜に水が流れて、闇に不安定な足場を慎重に進みます。
295 コウモリ

296 照明が無ければ光の無いこんな状態です。

先行する方のライトが当たっている所だけが白く見えます。
297

298

299 分かり難いですが、コウモリが天井からぶら下がっています。

99a

当方が撮ったものは上のように恥ずかしいモノでしたが、
同行者の中に確りとコウモリを撮影した方がいます。
◇ 児嶋さんが撮影したコキクガシラコウモリ

夜行性で目が退化しています。
許可を頂いて画像を載せてみました。
さすがにコウモリ等に詳しい方が撮ると違いますね。
300

~ ~ ~
さて、動植物に疎い山人ですが、しかし物のついで 成り行きで
コウモリの夜間飛行 を 軽薄な疑術者が 戯術的に考えてみました…ご注意!ほとんど当てになりません。ご存じのように当方はその辺をウロツクだけでコウモリとか動物に詳しいわけはありません。
コウモリが夜行性なのは昼間では飛行能力で鳥に劣るからで、昼間では猛禽類の餌食になりそうです。(昼行性のコウモリもいるが)
コウモリが進化する過程で昼間の有視界飛行から夜間の超音波飛行を身に付けたのでしょう…勝手な想像です。
302

◇超音波とは
ではコウモリが身に付けたと思われる超音波とは何でしょう。
大まかに言うと「ヒトが認識できない周波数の音波」を超音波といいます。人の聴こえる周波数の範囲は20Hz~20KHzでこれを可聴周波数と言いますが、これよりも高い周波数を超音波といってます。実際には20Hzに満たない低い周波数の場合も聴こえないのですが、どういうワケか超音波というと高い方をいいますね。
ヒトの可聴周波数は年齢、性格?などの個人差がありますから誰でも同じ範囲で聴こえるわけではありません。
またよく耳にする「若いもんの言ってることはサッパリ解らない」などのことは、若い者が超音波で話しているわけでは有りませんのでお気をつけ付け下さい。
303

◇可聴周波数とは
あくまでもヒトが音として聴ける範囲です。例えばイヌの可聴周波数の範囲は65Hz~50KHzでヒトの気が付かない音も聴こえているのです。
コウモリが活動する夜間、ヒトには聴こえないがイヌは聴こえているということでしょうか?…音には周波数の他に波形や音圧があります。イヌがコウモリの超音波を捉えているか、残念ながら私には確認する術がないのです。
304

◇コウモリの超音波、口、鼻、耳
コウモリの種類によって口と鼻から発する場合があり、耳が受信になります。
概ね20KHzから百KHz位らしいですが、それも種類によります(Web参考に依る)
305

◇コウモリの飛行、超音波の利用
コウモリが飛行する場合に超音波をどの様に使っているのでしょうか。コウモリは発した超音波の反射波(洞窟の壁など)やドップラー効果(コウモリ同士の動体など)から情報を得て夜間の飛行を可能にしています。
306

◇ドップラー効果とは
近づいてくる音は「高く」聴こえ、離れて行く音は「低く」聴こえる物理現象です。クリスチャン・ドップラー(オーストリア 物理学者)は音源の移動速度と周波数の関係を明らかにしました。
誰でもスピード違反をしてパトカーに追いかけれらたことがあるでしょう?
パトカーと距離がある場合はサイレンは低く、接近されると高く聴こえますね…この移動音源から聴こえる周波数の変化のことです。
だいぶ昔のこと、大阪から神戸に向かう途中の空いた高速路で あっと気付くとメータ160km…当時8万円の出費でした。この時にドップラー効果を大金を払って学んだわけです。
308 何でしょうね‥・歯がたくさん並んでいるように見えますが

◇コウモリはハイテクの先駆者
コウモリは高精度のセンサー、レーダーを持ち、そこから得たデータを高速処理して飛行を制御していることになります。
車の自動運転にも超音波が使われていますが、永年かかってやっとこれからいう時、コウモリさんはとっくの昔に超音波を使いこなし、完璧な暗闇飛行の方法を確立していたわけです。
明るい世界でダメならば、暗闇の世界で 生きための術を磨く…コウモリからヒトが学べそうなことです?
*車の自動運転に関わるセンサー類には超音波の他にGPS、加速、ジャイロ、画像などが利用されています。
~ ~ ~
じつはこの日
冒頭に記しました 「③時間があれば有間ダム周辺の紅葉観察」は時間の都合で中止となりました。しかしながら、当方は集合時間よりも早めに現地に到着したため、短時間ですが事前に有間ダムの左岸を歩いてみました。
244

晩秋の陽射し 有間ダム(名栗湖)
276

僅かな時間でしたが紅葉と綺麗な湖を楽しむことが出来ました。
そうそう
山組が鍾乳洞から下ってくると川組は寒い日にもかかわらず小魚や水生生物を沢山捕獲し、観察容器に入れておいてくれました。
詳しい方から説明を受けたのですが、すみません記憶力低下で…
それと暖かいおやつも用意して頂きありがとうござました。
今日は2022年1月6日、上の記事は2021年11月28日のことです。
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307 尾須沢鍾乳洞(鍾乳洞の中から外を見る)

既に2ヶ月以上も前のことです。
名栗川(入間川)の河又周辺でエコツアーを予定されている方が計画を立て尾須沢鍾乳洞に(市民ガイドの方々と)行ってみました。
この日は次の予定でした。
①河川広場周辺の川の生物観察
②尾須沢鍾乳洞でのコウモリ観察、
③時間があれば有間ダム周辺の紅葉観察
しかしながら現地集合時間が午後であったため、川の生物観察をしてからコウモリ・鍾乳洞(山に入るために)に行くのはこの時季、日が暮れてしまいそうとのことで、川組と山組に分かれて行動することになりました。
当然ですが当方は山組を志願し、尾須沢鍾乳洞へ向かいました。
◇ 尾須沢鍾乳洞登山口

尾須沢鍾乳洞への道⇒ 尾須沢鍾乳洞~楢抜山 -1/奥武蔵_楢抜山ルートをさまよってみる 2019-03-02
尾須沢鍾乳洞への登山道の様子は上のリンクをご覧ください。
下名栗の入間川左岸に沿った青梅秩父線(53号)を名郷に向かい、名栗湖(有間ダム)ヘの分岐から本線を進むとすぐ右側に案内表示板が設置されています。
青梅秩父線から登山口を進む道はスギが植林された谷に沿う道で、倒木や岩の間を進むため、高齢隊にはかなりキツイ所もありますが精神年齢自覚の38歳で登りきります。
282

谷間の道を20分ほど登ると木立の間からチラチラと白っぽい岩壁が見えてきます。
283

286 斜面に白っぽい岩の壁が現れます。

287

288

ここには我々(コウモリ観察)高齢隊の他、岩の壁に挑んでいらっしゃる方々もいます。
289 先ず岩壁の右側の洞に入ってみます。

291

292 光の円の中に黒く見える点はコウモリです。

この鍾乳洞は観光化されてないために内部に照明や道は有りません。少し入れば光は遮断されて真っ暗闇の空間で全容は把握できません。内部は広がっていて持ってきたライト(強力なライトと思っていたもの)では光量不足で、足元を照らすくらいしか出来ません。
293

内部へ進むと足元は、上り傾斜に水が流れて、闇に不安定な足場を慎重に進みます。
295 コウモリ

296 照明が無ければ光の無いこんな状態です。

先行する方のライトが当たっている所だけが白く見えます。
297

298

299 分かり難いですが、コウモリが天井からぶら下がっています。

99a

当方が撮ったものは上のように恥ずかしいモノでしたが、
同行者の中に確りとコウモリを撮影した方がいます。
◇ 児嶋さんが撮影したコキクガシラコウモリ

夜行性で目が退化しています。
許可を頂いて画像を載せてみました。
さすがにコウモリ等に詳しい方が撮ると違いますね。
300

~ ~ ~
さて、動植物に疎い山人ですが、しかし物のついで 成り行きで
コウモリの夜間飛行 を 軽薄な疑術者が 戯術的に考えてみました…ご注意!ほとんど当てになりません。ご存じのように当方はその辺をウロツクだけでコウモリとか動物に詳しいわけはありません。
コウモリが夜行性なのは昼間では飛行能力で鳥に劣るからで、昼間では猛禽類の餌食になりそうです。(昼行性のコウモリもいるが)
コウモリが進化する過程で昼間の有視界飛行から夜間の超音波飛行を身に付けたのでしょう…勝手な想像です。
302

◇超音波とは
ではコウモリが身に付けたと思われる超音波とは何でしょう。
大まかに言うと「ヒトが認識できない周波数の音波」を超音波といいます。人の聴こえる周波数の範囲は20Hz~20KHzでこれを可聴周波数と言いますが、これよりも高い周波数を超音波といってます。実際には20Hzに満たない低い周波数の場合も聴こえないのですが、どういうワケか超音波というと高い方をいいますね。
ヒトの可聴周波数は年齢、性格?などの個人差がありますから誰でも同じ範囲で聴こえるわけではありません。
またよく耳にする「若いもんの言ってることはサッパリ解らない」などのことは、若い者が超音波で話しているわけでは有りませんのでお気をつけ付け下さい。
303

◇可聴周波数とは
あくまでもヒトが音として聴ける範囲です。例えばイヌの可聴周波数の範囲は65Hz~50KHzでヒトの気が付かない音も聴こえているのです。
コウモリが活動する夜間、ヒトには聴こえないがイヌは聴こえているということでしょうか?…音には周波数の他に波形や音圧があります。イヌがコウモリの超音波を捉えているか、残念ながら私には確認する術がないのです。
304

◇コウモリの超音波、口、鼻、耳
コウモリの種類によって口と鼻から発する場合があり、耳が受信になります。
概ね20KHzから百KHz位らしいですが、それも種類によります(Web参考に依る)
305

◇コウモリの飛行、超音波の利用
コウモリが飛行する場合に超音波をどの様に使っているのでしょうか。コウモリは発した超音波の反射波(洞窟の壁など)やドップラー効果(コウモリ同士の動体など)から情報を得て夜間の飛行を可能にしています。
306

◇ドップラー効果とは
近づいてくる音は「高く」聴こえ、離れて行く音は「低く」聴こえる物理現象です。クリスチャン・ドップラー(オーストリア 物理学者)は音源の移動速度と周波数の関係を明らかにしました。
誰でもスピード違反をしてパトカーに追いかけれらたことがあるでしょう?
パトカーと距離がある場合はサイレンは低く、接近されると高く聴こえますね…この移動音源から聴こえる周波数の変化のことです。
だいぶ昔のこと、大阪から神戸に向かう途中の空いた高速路で あっと気付くとメータ160km…当時8万円の出費でした。この時にドップラー効果を大金を払って学んだわけです。
308 何でしょうね‥・歯がたくさん並んでいるように見えますが

◇コウモリはハイテクの先駆者
コウモリは高精度のセンサー、レーダーを持ち、そこから得たデータを高速処理して飛行を制御していることになります。
車の自動運転にも超音波が使われていますが、永年かかってやっとこれからいう時、コウモリさんはとっくの昔に超音波を使いこなし、完璧な暗闇飛行の方法を確立していたわけです。
明るい世界でダメならば、暗闇の世界で 生きための術を磨く…コウモリからヒトが学べそうなことです?
*車の自動運転に関わるセンサー類には超音波の他にGPS、加速、ジャイロ、画像などが利用されています。
~ ~ ~
じつはこの日
冒頭に記しました 「③時間があれば有間ダム周辺の紅葉観察」は時間の都合で中止となりました。しかしながら、当方は集合時間よりも早めに現地に到着したため、短時間ですが事前に有間ダムの左岸を歩いてみました。
244

晩秋の陽射し 有間ダム(名栗湖)
276

僅かな時間でしたが紅葉と綺麗な湖を楽しむことが出来ました。
そうそう
山組が鍾乳洞から下ってくると川組は寒い日にもかかわらず小魚や水生生物を沢山捕獲し、観察容器に入れておいてくれました。
詳しい方から説明を受けたのですが、すみません記憶力低下で…
それと暖かいおやつも用意して頂きありがとうござました。
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