好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2013/08/23 Fri.
谷川岳_天神峠-トマの耳へ天神尾根をゆく3(終回) 
毎日これまでに無い様な蒸し暑いい日が続いている中、少しでも涼しい処へと思い
谷川岳に行ってみることになりました。(実際にはあまり涼しくはありませんでした)
▽146A オキの耳の山頂に6、7人...登る途中の人が9人

谷川岳_天神峠-トマの耳へ天神尾根をゆく2からの続きです。
2は⇒谷川岳_天神峠-トマの耳へ天神尾根をゆく2
1は⇒谷川岳_天神峠-トマの耳へ天神尾根をゆく1
▽140A オキの耳を望む(トマの耳より)12:54

オキの耳を見ると山頂に登った人、山頂へ向かう人達がとても小さく見えます。
▽141 谷川岳山頂(トマの耳)から東側直下のマチガ沢を望む(上から下を覗く)13:00

東岸壁を見下ろすと残雪のマチガ沢が中央に見えます。
右は日本三大急登(標高差1300m 土合駅~谷川岳トマの耳)と云われている
西黒尾根、左には東尾根が、更にその左は魔の岩壁の一ノ倉(沢)です。
▽198Aマチガ沢から谷川岳方面を望む(291号線から 上を見上げる)

▽223A 一ノ倉沢から谷川岳方面を望む(291号線から)

▽142 東斜面

▽145 肩の小屋方面

▽149 霧に包まれるオキの耳13:05

▽151

▽154

▽156A 約20名の方がオキの耳山頂付近に見えます。

▽159 南の天神尾根にも霧が立ち込めてきました。13:16

下山...
今回、「オキの耳」まで行くかどうか、少々迷いました。
時間と雲行きを慎重に見定め、今回は「オキの耳」を断念しました...
そのように云えば、にわか岳人としての分際を充分に心得ているように思えますが、
実際のところは5月のツーデーマーチ以降、大してウォーキングをして無い為に腿に
筋肉痛が出始めたのと、最近夏ごとに取り付く(夏花粉かなと医者から...)咳が
出る為にここまでとしました。
今ここからすぐ下山しても天神平まで15:30過ぎになります。
「オキの耳」までいって帰ってくると、いくら順調に行っても16:00は過ぎるでしょう。
行って行けないことは無いのでしょうが、まあここは奥武蔵の山とは勝手が違うので、
次回の楽しみに残して置きましょうと云うことにしたわけです。
また来れるじゃあないですか...
にわか岳人が後で分かったことですが、何がと云うと「トマの耳」と「オキの耳」
で双耳峰を形成していることがパンフレットで分かりました。
◇双耳峰:奥武蔵・横瀬の二子山⇒ 横瀬の二子山
なんと、それが先に
分かっていれば出発時間を早めたり、途中を調整したりで双耳峰を完登したでしょう...
何時もながら、「後悔先に立たず」 無計画な行き当たりバッタリ登山の失敗例でした。
素人の山歩きは安全を最優先にします。
無事に帰ってこられてこそが山歩きの第一の目標です。
それが達せられましたので、良しとしましょう。
▽161

▽162 13:26

▽163 帰路のザンゲ岩 誰もいません 13:46

▽165 遠方に天神峠・天神平、水上の町

▽167 天狗のトマリ場

▽169 熊穴沢避難小屋を過ぎて、分岐を左へ天神平を目指します。

▽175 天神平に着14:54

初めての
谷川岳は天候が今ひとつの分を差し引いても、稜線から見える山容、天神尾根、
トマの耳と歩く先々が事前の想像を上回るとても満足のいく景色でした。
今回辿ったところは谷川岳のほんの一部に触れただけで、更に奥の深いところが
あるはずです。
時季をみて尾根の続き「オキの耳」から先を辿り「一ノ倉岳」や他のトレッキングコースも
歩きたいと思います。
今回、何も知らずに登ってみましたが、パンフレット等を見るとこの周辺には
幾通りもの登山コースやウォーキングコースが有ります。
この地を何回か訪れることによって、
谷川岳の持つ秘たる魅力、恐ろしさを美しさで装い、
若き生を預けてしまう程の魔力を備えた本来の姿に少しは触れることが出来るかも知れません。
勿論、私はこの山の魔力の淵に近付く程の技量を持ち合わせている訳ではありません。
体力や技術、様々な実践経験を積んで岩壁登攀に挑まれる方々を遠くから見守る...
それくらいが、多峰主山をやっと卒業した私の身の程であります。
◇急峻な岸壁を擁する谷川岳は遭難死者数が世界的にみても飛び抜けて多い山である。
参考:谷川岳・遭難⇒参考Web
▽178 今回辿った谷川岳山頂登山コース

・・・「谷川岳_天神峠-トマの耳へ天神尾根をゆく」・完・・・
◇次回は谷川岳の東裾野、マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢側の湯檜曽川沿いを歩く予定です。
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コメント
こんにちは。
霧が出ているお写真は幻想的ですね。
高山植物も綺麗です。
谷川岳は昔の知識で遭難が多い恐い山というイメージですが、天神平ならロープウェイで行った記憶があります。
そういえばスキーでも行ったかも…。
それにしてもいつもお写真が綺麗です(^^)
URL | 貴石 #qDfdtOiE
2013/08/24 00:18 | edit
谷川岳Re: タイトルなし
貴石様
こんにちは
谷川岳は無謀にも予備知識が無く行ってみました。
きつそうであれば適当な所で引き返そうと思って登ってみましたが、
結果的には楽なコースを辿った様です。
写真は安直カメラを使用してます。
一眼を欲しいのですが蔵大臣から許可が出ません(w)
ひと歩き100枚から200枚位撮りますが、
安易に撮っておりますので、いかに失敗が多いかと
いつも反省であります。
飯能歴史散歩、
部外の者が云うのは失礼かとは存じますが、
良く考証され、現地を見られて推察されて
まとめられています。
生まれた地方の昔のことが絡められ
大変興味をもつようになりました。
今後ともよろしくお願いします。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2013/08/24 17:20 | edit
こんにちは
素晴らしいお写真ですね!
惚れ惚れ致します♪
谷川岳はまだ行ったことがありません
一人で行くならカンタンコースくらいでしょうか???
ゆっくり読ませて頂くためにも
リンクさせて頂くことに致しました^^
事後報告になってしまいましたが
良かったですか?
今後ともよろしくお願い致しますですm(_ _)m
URL | やっぱ #ppEG5iMA
2013/08/26 14:46 | edit
Re: やっぱさん タイトルなし
やっぱさん
こんにちは
よく調べないでいきなり行ってしまいました。
やっぱさんがもし初めて行かれるのでしたら
天神平までロープウェイでそこから右手の登山道を
行かれると良いと思います。
リフトで天神峠まで行ってから谷川岳を目指すことも
出来ますが、下りの悪路が辛いです。
リンクの件、了解ですよ~
あとでこちらも繋いでおきますよ。
ではまた~
URL | 奥武蔵の山人 #-
2013/08/26 20:47 | edit
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