好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2013/10/02 Wed.
二子山 小鹿野-天空の浮遊路をゆく4終回 
西岳~西峰~鎖場~股峠

⇒前回3の続き
⇒3はhttp://mkaifuu.blog.fc2.com/blog-entry-132.html
登って来た道を戻るのは大変です。
前方の西峰を見ると、これも大変そうです。
しかし同じ大変であれば違う景色を楽しめそうな岩陵を辿って先に進もうと思いました。
▽672

▽539 二子山・小鹿野の最高点からは、西岳の中央峰から更に西へ進み、
西峰を経由して鎖場を降り股峠へ戻ることになります。

▽674 前方の西峰を目指し狭い岩陵をゆきます。

▽675 どうやって登って行くのだろうと...

▽676

▽677 この岩の間を抜けて、右の岩の背にしがみ付きながら南側を進みます。
落ちれば下までn十m...かなり高いです。

▽678 今度は北側の岩を掴みながらの歩みです。

▽679 更に南側を...

▽680 歳月と風雨によって削られた岩陵。

▽681

▽682

▽683

▽685 東峰の南側岩壁 登攀

▽686 振り返ると、降りてきた中央峰が狭い岩陵を見せています。

▽688 難関は越えた様です。

▽690

▽691

▽692 鎖場に到着、ここから下りへ入ります。

▽693

▽695 Uの字を広げた様な柵(鹿柵)の道を股峠に向かって進みます。

▽696 見上げれば、歩いてきた岩陵に霧がたち込めてきました。

▽704 南側の裾野を東へ進みます。

▽707

▽708a 東峰の南側でしょうか。右下クライマーがいます。

▽709

▽711 股峠に戻りました。

昨年、四阿屋山に登って、この小鹿野の二子山を見たときに、周囲の山と余りにも
異なる険しい山容が強く印象に残り、次の春にはと思っていたのが、
ずるずると延び、秋風の吹く季節になってしまいました。
行ってみると、私の数少ない山経験の中で、今までに無いタイプの山でした。
股峠から東岳の往復を含めて西岳を縦走し、股峠に戻るまでに約4時間、
これにはゆっくりとした休憩が入っていますから歩いている時間は、3時間にも
満たないかも知れません。
しかし、変化に富んだ登山道は、急坂あり、滑りあり、鎖場、岩場と次々に出てくる
課題に一時の油断も許されず、二子山は飽きさせずに先へと歩を誘ってくれます。
季節を変えて何度か行ってみたい山ですね。
何とか無事に周回してこられました。
途中に
「ゴミと命は持ち帰り」と云う立て看板があります。
正にその通りで、私は更に
「楽しい思い出も持ち帰り」と付け加えたいです。
それでこその山歩きだとつくづく思います。
・・・
▽カラマツの尾根をゆけば藍の富士...後日

(この風景を見に行くときは自己責任でおねがいします)
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コメント
山人さん、はじめまして!昨日は、コメントありがとうございました!!
私は、高所恐怖症なので、こういうところはちょっと苦手かもしれませ
ん。命はぜひお持ち帰りしたいものです!(笑)
ところで、某掲示板でこの二子山についての投稿を読んだのですが、
あれを書いたのはひょっとして山人さんだったのかな?
URL | コンタロー #wYX2LGZA
2013/10/05 08:23 | edit
こんにちは
あ、ここは秩父だったのですかぁ←いまころ気づく無知な人(汗
標高とか関係ないですね
景色も日本じゃないみたいだし
私は、ここは、も少し、山慣れしてから行こっと・・^^
最後の富士山の写真が綺麗ですね
それと注意書きがいいですね^_^;
URL | やっぱ #ppEG5iMA
2013/10/05 11:12 | edit
コンタローさんRe: タイトルなし
コンタローさん
こんにちは
仰せの通り、高所恐症の方にはお勧めできないです。
コンタローさんの優しく書かれたサイエンスを
いつも感心して拝見させて頂いております。
頻繁にUPされて、しかも手抜き無く素晴らしい記事だと
思います。今後も楽しみにしています。
ありがとうございました。
尚、掲示板の二子山の記事?ちょいと思いつきませんでした。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2013/10/05 14:29 | edit
Re: タイトルなし
やっぱさん
こんにちは
お体の方はいかがですか。
そうですね。この二子山は私が今まで行った山とは
少し異なりましたね。
でも何しろ歩いていて退屈の無い楽しい山でした。
行く前は確かに険しそうで、登れるかなと思っていましたが
意外といけるものでした。
山歩きがまったく初めてでない方でしたら慎重に登れば
OKかと思います。
場所は私も秩父?かなと思っておりましたが
正確には埼玉県・小鹿野町の様です。
山歩きは、[命もゴミもそして楽しさも]持ち帰ってこそのものですね。
最後の写真は天気に恵まれて藍色の富士が沢山見える
処に登った時のものです。後にUPする予定です。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2013/10/05 14:41 | edit
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