好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2014/01/31 Fri.
飯能河原 残り葉と名栗川亭をゆく3(終回 
▽159

2からの続き⇒ 飯能河原 残り葉の左岸をゆく2
水天宮の処から左岸を遡ると一旦川沿いの旧道にでる。
その昔、この地域の林業や織物が盛んだった頃は名栗谷の主要道路としてだいぶ
賑わったはずだ。
ここを歩くと、古き良き時代のそれらしき面影を今も見いだすことが出来る。
時代は何十年も前のこと、あるいは世紀を超えての振り返えりであり、自分が
その賑わいに関わった時代では無いにしても、何かやわらかで懐かしい空間に
入り込んだような心の安らぎを覚える。
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左岸から右岸に行ってみようと思い、川岸へ下りる階段のところで躊躇していると
名栗川亭のご主人と思しき方(私にはそう見えた)から突然「ここを通っていいですよ」と
声が掛かった。
「あっ、はい!ありがとうございます」で、ご好意に感謝して早速階段を下ると
四脚の椅子が川に向かって置いてある。
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私はこのような窓枠からの視野が好きだ。空間の間取りと構図が良い。
ここにゆったりと腰掛けて川の流れの音を聴く、時も悠久の名栗川にあわせて緩く流れる。
川面をじっと眺めているとぼんやりとしてきて視界が徐々に暗くなる。
時折、はっと視界が甦る。白鳥が舞い降りて餌をあさる。
手には暖かいミルクティー、夏であれば冷やしたシュンシュンの三ツ矢サイダーだろう。
そして目前の周囲空間は一人占め...極めてローコストな至福の一時を得る。
「冬はお客が少ないから勝手にやっていいですよ...」名栗川亭のご主人が
そう言ってくれるかどうか...想うだけは自由だ。
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さて、ご好意によって名栗川亭の堰の上を渡らせて頂き右岸にでる。
離れつつある昭和の懐かしい建物だ。
やはりここはなんと云っても名栗川であり、名栗川亭である。
そして入間川ではなく名栗川で良いのだ。
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▽177 右岸を周回する小道をゆく

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▽184 落ち葉と残り葉の右岸を下る

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▽200 流れ橋を渡り帰路へ

◇飯能河原 残り葉...終わり
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コメント
おはようございます^^
時代を感じさせる街並み・・・そして川を見ながら酒食をしたのでしょうか?
名栗川亭の佇まいは雰囲気がありますね^^
時期的に水量が少ないのか・・・ご説明戴いたように川自体、年間を通して
水量減少のためか、河原が随分広く感じます。
林間学校当時は、小学校4年でしたが、多少なりとも名栗川で「泳ぐ」事が
出来た思い出があります。
(案内板の「カッパ天国」が別にあるのかもしれませんが・・・)
でも、今は葉も落ちてしまっていますが、秋は川の流れと紅葉が楽しめそうな
河原ですね^^
URL | くろすけ #Ix6Hncxw
2014/01/31 07:42 | edit
Re: おはようございます^^
クロスケさん
こんにちは
そうですか、小学4年生の頃の林間学校…
以前から比べて名栗川の水量は水量は確実に少なくなって
いると思います。
淵も浅くなりましたし、流れる勢いも無いです。
昔、もっと上流から筏を組んで 入間川ー荒川に入り
都内まで材木を運んだことをを考えると
今はとても不可能な水量だと思います。
その分、仰せのように河原が広く見えるのも
その通りかと思いますね。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2014/01/31 12:29 | edit
冬の陽の光を浴びながら、河原の椅子に掛けて、水の流れを静かに眺める。
のんびりした気持ちになれる至福の時間ですね。
いつもはもっと水量が多いのでしょうね。
冬休みをしているボートが春からの出番を待っているようです。
URL | masa #-
2014/02/03 10:23 | edit
Re: タイトルなし
masaさん
こんにちは
風が穏やかでやわらかい陽があたっていれば
この地方はそこに佇んでも大丈夫です…
街の喧騒から逃れて
ここでのんびりするのもよいかと思いますね。
水は降水量の少ない時期でが、都市化の影響も
あり以前から比べるとだいぶ減ってきています。
これ以上に減少すると河川の持つ自然浄化能力が
無くなる恐れが有り心配です。
“冬休みをしているボート”…仰せの通りですね。
はやく暖かくなるのを待っているのかも知れません。
ご覧くださってありがとう御座いました。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2014/02/03 12:41 | edit
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