好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2014/07/21 Mon.
尾瀬ヶ原 4 帰路 
▽前回の尾瀬ヶ原3は⇒ 尾瀬ヶ原 3 牛首・逆さ燧
▽782 至仏山の頂きに雲がかかってきました。

▽767 三叉からとりあえず山の鼻まで戻ることにします。12:29

▽770 復路の道は往路とは打って変わり、燧ヶ岳を背景に西へ進むことになります。

▽771

▽772

▽774

▽775

▽776 進む前面は至仏山の北山麓です。

▽778

▽784

▽786a 至仏山の頂は霧に覆われています。

◆以下は帰りの木道で見つけた花ですが、これについてはほとんど知識が無いので、いつもながら撮っただけになります。
▽768 トキソウ

▽781 ニッコウキスゲ

▽785 ヒツジグサ

▽788 ウラジロヨウラク

▽789 カキツバタ

▽792 山の鼻まで戻りましたが、 13:42

天候がまだ保たれていましたので、至仏山の麓にある研究見本園の方にほんの少しだけ足を踏み入れてみます。
▽794 ここにもワタスゲがあります。

▽797 至仏山への直登コースが中腹に見えます。

▽799

▽800

▽807

▽808

▽810 ここで一息入れてから鳩待峠を目指します。

◆前回の続き・尾瀬との関わり
尾瀬を訪れ始めてから二十余年になります。当初は尾瀬に関する知識を何も持たず
(今もあまり進歩がありませんが)夏の暑い中、子供の夏休みに合わせて家族四人で大清水から入り、
三平峠を越え、尾瀬沼の左手・南岸ルートから一周して長蔵小屋へ泊まり、翌日は燧ヶ岳に登って沼の
東岸から再び三平峠を越えて帰ってきました。
当時はここが「夏の思い出」の尾瀬なのかと云うぼんやりとした記憶と、暑かったなあという印象が強く、
奥武蔵の山の中に居る者が、尾瀬の山の中にきて何が・・・と、良さを分からずにいた時期でした。
暫く尾瀬に行く間隔が空いて、
パラグライダーを始めたことによって、今度は鳩待峠から入る尾瀬の時期があります。
そして今は羽を外してからの尾瀬です。
やっと尾瀬の豊かで貴重な動植物や景観、懐の深い自然を少しは分かり始めてきたのかなと思っています。
▽r811 沼尻(ヌシリ)

◆1890(明治23年)年が尾瀬の開山の年と云われています。それ以来、尾瀬は人の手によって自然を護っ
ていこうとした歩みであり、電力(水力)事業計画、車道計画などと自然環境保持との戦いの歴史でもあっ
たようです。
尾瀬についてWebを見ると、自然を護るために立ち上がり、多くの困難に直面しながら保全活動をされた
方々がいらっしゃいます。
我々が今、人手が最小限に抑えられた尾瀬の中を歩き、自然に中に浸り、浴することが出来るのは、
尾瀬を護ってこられた先人達のたゆまなき努力よるお陰です。
今後もこれらが永遠に護られていくとともに、尾瀬を訪れた多くの人々の心の中に、自然や環境への意識を
高めていこうという気持ちが芽生えていくことを期待したいと思います。
◆尾瀬 番外編・ヒメネズとの遭遇 へ続きます。
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« 尾瀬ヶ原 番外編・ヒメネズミとの遭遇
尾瀬ヶ原 3 牛首・逆さ燧 2014 07 »
コメント
流石尾瀬!としか言いようのない風景の数々ですね
う~ん、、これは別世界!
何処を見渡しても綺麗ですね~
行ってみたい所ではありますけどね、、。
山小屋宿泊が苦手で、、というか宿泊が苦手なもので
行動範囲が狭い私です
URL | タマチャリン #LkZag.iM
2014/07/21 18:16 | edit
久しぶりに懐かしい尾瀬の景色をたくさん見ることが出来ました、ありがとうございます。
あれもこれも思い出の景色と重なって、青春時代が戻ってきたような気分で見させていただきました。
奥武蔵の山人さんがパラグライダーに初めて接したのは、尾瀬戸倉ですか。
そのころはずいぶん時間をかけて通ったのでしょうね。
その努力が堂平山での良い飛びにつながっていられたのかと想像し、勝手に納得しています。
URL | りょうちゃん #-
2014/07/21 18:22 | edit
タマチャリンさんRe: タイトルなし
たまちゃりんさん
この部分で、尾瀬ヶ原の1/3位でしょうか、
尾瀬全体から見ればほんの僅かな部分です。
鳩待峠-山の鼻-三叉までのコースは
一番楽で、初心者的な入門的コースです。
日帰りで充分に行ってこられますので
秋の草紅葉シーズンにでもいいかがでしょうか?
URL | 奥武蔵の山人 #-
2014/07/21 18:38 | edit
山人さん、今晩は!
ひと口に自然を守る、環境を守ると言っても、おっしゃるように容易な事では
なかったでしょうね。
今でこそ、何となくそんな雰囲気はあるでしょうが、昔は開発が先で、そんな
考え方自体がなかったのかもしれません。
そんな中で自然を守るのは、きっと並大抵な事ではなかったでしょう。先人た
ちの苦労には、ただただ頭が下がるばかりです。その事を忘れてはいけませ
んね!!
URL | コンタロー #wYX2LGZA
2014/07/21 19:49 | edit
りょうちゃんさんRe: タイトルなし
りょうちゃんさん
こんばんは
そうなんです。
パラを初めて現地で見たのは
岩倉とか戸倉でした。
スキー場の斜面を利用していました。
初めは何も知らなかったものですから
スキー場の緩斜面で飛ぶものとばかり思って
いましたが、NHKの講座でカモシカスポーツの
高橋和之さんが講師をやっているのを見ると
スキー場ではないのです。
それでその後、堂平で始めていることが分かり
そちらに行くことになったのです。
もっとも、そのスキー場ではB級までの環境しか
なかったことも有ります。
何事においてもりょうちゃんさんの努力には
とても及びません。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2014/07/21 20:16 | edit
Re: タイトルなし
コンタローさん
こんばんは
以前の環境を護るとか自然の保全とか
今から考えるとそれは大変なことだと
思いますね。
仰せの様に、今でこそ、官民を上げて環境の保護に
力を入れる雰囲気が有りますが、
当時は今と違い、お上とか大企業にもの申すこと自体が
大変な時代であったと思います。
そうですね。
その先人達の努力の結果が有ってこそ、今我々はありがたく
自然に接し、浴するとこが出来る。
忘れてはいけないことですね。
いつも 見て戴いてありがとうとございました。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2014/07/21 20:29 | edit
こんばんは^^
私が訪れたのが、大学生時代なのでかれこれ40年近く経つ事になります。
当時、さらに数年に渡って、尾瀬は観光客の増加によって湿原の減少が
問題になっていた時期だったと思います。
今回のお写真を拝見してて・・・多少、回復してきているようにも感じるの
ですが、長年、訪れている山人さんの目からはどのように映るのでしょう。
昔に比べると、自然を守る意識が高まり、車両の進入禁止を実施している
地区も多くなりましたね。
でも、人の影響以外、動物(シカ等)や外来植物によって、危機に瀕して
いる所もあるのだとか・・・
個人的には、富士山の入山料のように一定の費用を徴収するのも
一手では?と思ったりするのですが・・・。
URL | くろすけ #Ix6Hncxw
2014/07/22 00:11 | edit
くろすけさんRe: こんばんは^^
くろすけさん
こんにちは
以前は今の2~3倍の人出、尾瀬ブームがあり、鳩待峠から山の鼻まで
満杯で身動きできない尾瀬渋滞があったらしいですね。
最近は3.11の影響で一時減少したのがまた戻り始めているとも
聴いています。
確かにあまり多いと、どうしても植物は踏み荒らされて再生が追いつかない
です。
尾瀬ヶ原や尾瀬沼ではあまり気がつきませでしたが、
鳩待峠からアヤメ平・富士見峠へのルートでは数年前まで
植物がだいぶ傷んでいました。
今は再生事業によって徐々に回復傾向にあるます。
それから、そうです鹿などによる食害で沼の北、大江湿原の
キスゲがやられているようです。
破壊は一瞬ですが、自然を護る、さらに植物を原状回復させるのは
長い年月がかかりますね。
何時もごらん頂きありがとうございます。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2014/07/22 12:35 | edit
こんにちは。
私も尾瀬は30年近く行っていませんが、変わらぬ尾瀬を何時までも残したいですね。
URL | masa #-
2014/07/22 15:54 | edit
masaさんRe: こんにちは。
masaさん
こんばんは~
そうですね
尾瀬ヶ原、尾瀬沼、その周辺の山々は
素晴らしい自然が残されていますね。
壊れるのはあっというまですが
私もいつまでも残して欲しいと思います。
URL | 奥武蔵の山人 #-
2014/07/22 21:36 | edit
| h o m e |