好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2019/07/07 Sun.
「飯能茜台大橋」_1 君の名は・・・ 2019-03-08 
561 アーチの下は入間川(清流名栗川)

*君の名は・・・思いもよらぬ「飯能茜台大橋」であった。
3月2日に開通したこの橋がどうして「飯能茜台大橋」なんだろうかと考えてみたが脳の縮小が始まった
私にはどうしても分からない。
橋の命名はその地域の希望によって決められることが多いので「飯能大河原大橋」や「大河原本郷大橋」
などに類似したものを予想していたが、両岸に接してない茜台の「飯能茜台大橋」とはマッタク予想外であ
る。
確かに大河原の先には住宅地の茜台があるのだが・・・
534 右岸(大河原)から左岸(天覧山側)を臨む

更に別な角度からみると
この橋の主目的は市の活性化のために生産拠点として設けた「飯能大河原工業団地」から圏央道狭山日高
ICへのアクセス向上を図り、更に狭く老朽化した岩根橋の補完や市街地の通行を減少させて渋滞の防止も期
待している。
それらを考えると橋名に大河原は外せないように思えるが、我薄くなった頭頂では命名の経緯が判らない。
ご存じの方がいらっしゃったらご教示願いたいものである。
尚、この辺は吾妻峡と言われて景観が良いところであるが、上流側に「吾妻大橋・昭和61年完成」があるので
吾妻は使えない。
516 飯能駅の南、右岸から大河原に

工事の途中より、時折り訪れてこの橋の進捗状況を見ていたが3月2日に開通したとの情報があったので、後日
その姿を目に収めようと(3月8日)訪れてみた。
C27 工事中の飯能茜台大橋
![20181008001430c27[1]](https://blog-imgs-129.fc2.com/m/k/a/mkaifuu/2019070717433281a.jpg)
2018-10-07現在時⇒ 飯能大河原線橋梁(仮)新設工事-7 (10月、左岸から右岸から) 2018-10-07
2017-12-16現在時⇒ 仮称 飯能大河原線橋梁-2 左岸をゆく 2017-12-16
524 割岩橋の右岸、大河原を通り

526 ここ通って

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529 天覧山

531 多峯主山-御嶽八幡神社

533 橋に合わせて(2019-03-02)開通した飯能大河線

535 大河原工業団地から天覧山の前を経由し、圏央道に

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544 いよいよ橋の本体へ

545 上流側(名栗川(入間川))

546 吾妻峡の景観を楽しめるように橋の中間が広げてある。

547 下流側、水管橋

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551 上流側の景観

556 左岸から大河原工業団地側に延びる新道

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562 自分的にはこのような構造物がじつに面白いですね。

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構造とかそれにかかわる力学、技術、材料・・・など全くの知浪途であるが
無骨で頼もしい鉄組を見るだけで楽しくなりますね。
しかしだからと言って、同じような所に行かれるのをお薦めているワケではありません。
けしてマネをなさいませんように。
◇飯能茜台大橋・橋長:84m、型式:鋼単純上路式ローゼ橋
所は名栗川(入間川)天覧山(能仁寺)の前の道を名栗方面に少し行ったところで、岩根橋の上流側にある。
◇近隣、橋名の例
A1 豊水橋(とよみずはし)
![20150318022909a1d[1]](https://blog-imgs-129.fc2.com/m/k/a/mkaifuu/20190707174329255.jpg)
ほうすい橋と誤って云われることが多い。
旧豊岡町(現在の入間市)と旧水富村(現在の狭山市)の間に架けられた橋で両岸の町村名を採って
「とよみずはし」と命名された。しかし地元でもさえも「ほうすいはし」と呼んでいる人は多い。
441 水明橋(すいめいはし)
![20181208023108441[1]](https://blog-imgs-129.fc2.com/m/k/a/mkaifuu/201907071743332fc.jpg)
飯能市の唐竹地区にある橋。
旧唐竹橋を新たに架け替えた時に地域住民から橋名を募り決められた。唐竹橋を架け替えたので
唐竹橋でも良さそうなものだが、架け替えに絡む諸般の事情があり(ここでそれに触れることはないが)
地元が新たな橋名を集めた結果、山紫水明からの水明が多くの支持を得て命名された。
◇その他 両岸の地区名から
cd8 矢川橋(矢颪=久下) 矢川橋(矢颪=川寺)
![20170922232811cd8[1]](https://blog-imgs-129.fc2.com/m/k/a/mkaifuu/20190707174330258.jpg)
ところで 始めの方に記した「*君の名は」
忘却とは 忘れ去ることなり 忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ
「君の名は」と たずねし人あり で始まる(らしい)「君の名」は NHK第一放送の人気ラジオドラマ
(昭和27年4月10日~昭和29年4月8日)であったらしい。
更に最近も「君の名は」と云うのがあるらしい(長編アニメーション・2016年公開)
私は残念ながら、その世代の狭間で生息のため、どちらもとも聴たり見たりしたことは無い。
*** 「飯能茜台大橋」_2 に続く ***
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Posted on 18:18 [edit]
category: 橋梁 冠水橋 流れ橋 木製橋 鉄橋・・・
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海を見に行ってみる 2019-06-14~ »
コメント
意外な橋名でしたね
今晩は山人さん
え~、飯能茜台大橋ですか、確かに、大河原の呼称が入っていないとは意外でしたね。多分、お偉いさん(議員さんとか、地権者)の影響による命名ですよ(笑)。橋梁銘板には、1年前から判っていたみたいですね。では、また...
URL | ぶらっと遡上探索 #-
2019/07/07 21:15 | edit
山人さん、おはようございます!
ぼ~っと生きている私は、この橋の名前がどうして「飯能茜台大橋」になったの
かということさえ考えていませんでした。ただ、漠然と「茜台とは離れているの
になぁ」程度には思っていました。無理やり理由をこじつければ、茜台に続く道
だからということなのでしょうか?
ところで、今はあるかどうかわかりませんが、この新しい道に入る手前あたりに
「赤根峠入口」というバス停がありました。その「赤根」と茜台の「茜」は関係
があるんでしょうかね?そんなことも、今まで疑問にも思いませんでした。
この橋が開通して、すっかり便利になりました。開通以降、岩根橋を渡ることは
なくなりました。でも、この橋の周辺は事故が多いそうです。私も、事故が起こ
った直後の場面に出くわしたことがありました。
URL | コンタロー #wYX2LGZA
2019/07/08 07:50 | edit
Re: 意外な橋名でしたね
ぶらっと遡上探索さん
こんにちは
いや~ 何で 茜台大橋 なんでしょう??マッタク分かりませんね~
普通に考えると地元に何らかの問いかけがあったのでしょうが、地元がどういう対応をしたのかでしょうね。
大河原と飯能・本郷側が協議して茜台大橋にまとまったとしたらずいぶんと茜台に気を使ったのでしょうか・・・
しかし茜台は元々大河原の一部だったのでは(推測)
それが大規模開発後に新しい町名を付けて茜台になったのですから。
それも茜台は橋にも名栗川にも接していないので凄いです。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/07/08 12:39 | edit
こんばんは
最近のアニメは舞台がどこかすぐにわかるほどリアルですね。
家の近所もアニメの舞台になっています。
大きな木や展望からどこが舞台化すぐにわかります。
君の名はは見ていないのでわかりません。
でも橋が格好良く描かれているんでしょうね。
URL | 西やん #-
2019/07/08 20:17 | edit
Re: タイトルなし
コンタローさん
こんばんは~
橋名を聞いてびっくりでした。橋にも川にも接してない茜台地区の名前がついているのに
勝手な川の観察員としては誤って他の県の話かと思いましたよ(笑)
コンタローさんが詳しいでしょうが、大河原地区の内で最近開発されたあとに一部が茜台に
なったのでしょうね。確かに茜台も道は繋がっています。そんでも大河原工業団地のための
道路のような位置づけ??
赤根ケ峠入り口バス停があります。7,8年前でしょうか、初めて赤根ヶ峠と言う場所があると聴いて
何処なのか探した時にこのバス停を見つけました。このバス停から赤根ヶ峠に行けるものと思って
山に入ってみましたが、道は見つかりません・・・今考えればここから道の反対側の山に入って
峠に行くには可也の覚悟が必要ですね(笑)トンネルとそれに繋がる道が出来る前はバス停付近が
赤根ヶ峠ヘの入口だったのかも知れませんね。
赤根ケ峠に赤い根の茜があったかどうか私には分かりませんが、峠にある説明には赤みを
帯びた柔らかい粘土の産地で鉄分が多く、粘着に富み、飯能焼きの主要陶土になったと記されています。
また、茜の根は赤や橙の染料になるらしいので同じような意味で使われている可能性があります。
赤根と茜が同じもののようだとして、茜さす・・・で万葉集に幾つも使われていたり、
茜は女の子の名であったりで、赤根台よりも茜台の方が印象が良いのでしょうか。
事故が多いと聴いたことがあります。新しい道と川沿いの道の交差点にやっと信号が出来ましたが
時折りここを通る人で新道が出来たのを知らないで通ると怖いですね。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/07/08 20:58 | edit
Re: こんばんは
西やんさん
こんばんは~
>家の近所もアニメの舞台になっています。
上手く描くものですね~
なんか 妙な気分になりますね
記事が誤解を招きやすい書き方でしたが
この辺は吾妻峡(名栗川(入間川))と言う所でして
アニメと言えば「ヤマノススメ」の主人公が訪れて
飛び石の橋を渡ったりしています。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/07/09 00:22 | edit
コメントありがとうございます
今晩は山人さん
そうなんですよ、紫陽花って見た目で数10種類かと思っていたら、何百種類も在り夫々萼の形や開き方から、脳味噌をかき混ぜて命名されるそうです(笑)。
ところで、膝の具合は如何ですか、当方も膝を捻ったみたいで、階段だけはパス、EV・エスカレーターを遠回りでも使っています。痛みは軽いけど3週間経過しても回復しないので、整形外科とか鍼灸院へ行ったほうが良いですかね。では、また...
URL | ぶらっと遡上探索 #-
2019/07/09 22:02 | edit
Re: コメントありがとうございます
ぶらっと遡上探索さん
アジサイって凄い種類ですね~
それに名前の発送がよくでるな~って感じです。
膝は1月少々で8割がた戻っています。
下りで滑り、変な形の力が加わったのです。
靭帯を痛めたと医師は言っています。
しかし別件で昨年膝に違和感が有りレントゲンを撮ったところ
磨り減り状態が年齢相応の膝だと云うことで、注射しました。
効き目があったかどうか分かりませんが数回打ったほうが
良さそうです。
膝用のサポータでブレを抑えていますので、日常の支障はあまりありません。
来週、久し振りに山に行く予定ですがどうなりますか・・・他人事ではありませんが(笑)
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/07/10 12:22 | edit
中々謎が深まりますね~
なんか私もそんな場所を知っているようなと思ったら
近所の公園にみゆき川公園ってのがありました。
でも、目の前を流れている川は乞田川なんですよ
で、川を挟んで反対側にはみゆき橋公園てのもあります
近くの交差点は行幸橋交差点ってのもあって、、
行きつけの内科はみゆき内科でした!!
ただ、地図には行幸と地名もなく、、
更に古い多摩村だった頃の地図を見てもみゆきという地名はない、、。
で、、ちょっとググったら出ました!
行幸とは天皇が行き来するという意味で、
この辺りに昔天皇が4回ほど来られたらしいです
そう言えば、、天皇にちなんだ建物もありました!!
天皇にちなんだ名前だったらしいです!
もしかして、、ふとした事で茜台大橋の謎も解けるかもしれませんよ!!
URL | タマチャリン #-
2019/07/10 19:53 | edit
Re: タイトルなし
タマチャリンさん
こんばんは!
マッタクの予想外の橋名に ビックリで
いくら首を捻っても分かりませんでしたわ
お陰で首はダイジョウブでしたが膝を捻ってしまって(笑)
みゆき川公園・・・その前の川が乞田川・・・なるほど、なんとも不思議な
関係ですね~更にみゆき橋公園、こりゃあ益々難解ですね。
それにしても天皇が4回ですかあ 由緒正しい所のようですね。
飯能では昭和の河川法の改正で名栗川が法的には入間川になってしまいました。
ですが、橋名はそのままで名栗川橋の下は入間川、名栗亭の前は入間川、近くには名栗川ハイツも
あり、名栗川音頭もあるのですが、今後どうしたらいいんでしょうかって、気になってしまいます。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/07/10 23:29 | edit
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