好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2019/10/26 Sat.
金山城跡-1 日本100名城・山城跡をさまよってみる 2019-10-14  
024 山城・金山城(日本100名城) 群馬県太田市
いつもながら、城跡に関わる知識、資料は何も無く
ただ山の上に在る石垣の跡が面白そうだと云うだけで歩いてみます。
平山城⇒ 滝山城跡(八王子)
それと左膝がまだ治りきらず山の斜面を走ったり、下り坂を長時間歩くのは躊躇していますので、当面はリハビリを兼ねた足慣らしということもあります。
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奥武蔵から車で2時間弱、群馬県太田市の金山城跡・・・
山の上の方に登ると駐車場があります。
マイクロバスも登ってきます。同じバスを見ますのでシャトル便
が行き来しているのでしょうか。
364 駐車場より市街
駐車場は20台?ほど留められるようで脇にはトイレと展望台もあります。
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この日(14日)は駐車場に着いたのが10時頃でした。
先に留まっていたのは車は1台と自転車の方が2名・・・
ここってあまり人気がないのかと思っていたら、その後に続々と
上って来ました。私は初めて来たのですが、地元の方は散歩や
ウォーキングの格好でよく登って来られるようです。
遠方からも来ているようで、車の№からすると倉敷や八戸の方か
らお見えの人もいます。
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駐車場から急な石段を上れば直ぐに尾根の道に入れます。
この尾根伝いを辿れば石垣の城跡に行くことが出来るようです。
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じつは歩いて直ぐの案内板の前で、ボランティアガイドさんの説明を
聴くことが出来ました。
この城の成り立ちや新田氏、足利氏の関係などを織り交ぜた内容
で20~30分ほど、丁寧なお話を頂戴いしました。実際に発掘や整
備などにも現場で関わられている方でないと分からないような具体
的なお話もありました。
「金山城跡のガイドさん その節は丁寧なご説明を戴きましてありが
とうございました」
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この尾根を歩くと所々に柱状節理が見られます。先ずガイド
さんの位置の近くで大きな露頭があります。
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379 この柱状節理を切って削ってL型にした道があります。
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左は急角度の絶壁で、敵軍がここをよじ登って攻め込むには
かなりの困難が予想されます。自然の防御壁ですね。
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尾根伝いを登っていくと右下に木製の道が見えます。近くまで
行ってみて見たいのですが降りる道が無く、更に尾根を登って
みると空堀か、雨水に道になるような石を貼った堀の道が木道
に繋がっているのが見えました。当時からこのように石を貼った
道、堀で有れば技術も凄いし、豪華な造りです。
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空堀に架かった橋から降りて石畳の上を下って行ってみます。
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木道・・・今は通行禁止ですね。実際には渡れませんが近づけ
る範囲で撮っておきます。
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本線に戻り、尾根を少し登っていくと見晴らしの良いところにここ
で水分を補給し、一息入れて
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更に進むと石を積んでゲートのような壁が現れました。
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柱状節理を材料にして綺麗に積んであります。
そばには柱状節理の生の壁も見えます。
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柱状節理は火山が関係しますが、ここから火山の感じを受ける
ことは全くありません。永い時をかけてここに着いたのでしょう。
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ゲートを過ぎ、急な階段を上ると物見のところに前後がよく見え
ますね。
主道は尾根伝いを行と、坂、石の階段、石畳、展望場、
急な崖など多彩な変化で歩く者の目と脚を飽楽しませてくれます。
それに今は木々が緑一色ですが、これから先の季節は葉が
様々な色を着けてくるでしょう。
気温も下がって歩き易くなり、このルートはとてもお勧めです。
!!ご注意!!
城の知識の無い者が城跡周辺を歩き周り、時には上辺だけの
知ったかぶりをすることあります。
既にご覧の皆様はお気付きの筈で今更おことわりすることでも
ないのですが、念のために・・・もちろん其れだけではありません。
城や川や橋の知識も大変怪しいもので、正確な情報が必要な
場合には当ブログは全く役に立ちませんことを記しておきます。
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*** 続く ***
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コメント
こんにちは
城跡巡りをされているのですね~^^
実は今、漫画なのですが、横山光輝氏の作品にはまっていて何冊か
購入・・・何度か読み返しているんです
今の所、「武田勝頼」、「織田信長」、「伊達正宗」、「武田信玄」なの
ですが、作中に沢山の城名が出てきてて・・・所謂、著名なお城以外にも
沢山あって半分、戸惑っている所です。
この「金山城」は、北条氏や上杉、豊臣とも関わりがあったようですね。
漫画文庫の中でも武田、伊達との関わりで上杉氏が登場しますし、
武田、織田が登場すれば、当然、北条氏が登場。
有力大名が上洛を目標とする中で、勢力争いで多分、この金山城も
関わっているのだと思います
色んなお城の構造もそうですし、過去、どんな武将がそこを守って、
そこで戦ったのか・・・そんな興味が、今頃になって湧いています^^;
ただ、平城とは違い、山城は難攻不落と言われた城も多く、巡るのも
難儀なケースが多いですよね
結構、体力勝負な面もありそうですよね^^;
URL | くろすけ #-
2019/10/27 17:15 | edit
上毛かるたの、お は
太田金山子育て呑龍なんですけど、
群馬で生まれ育った私にも
それが何なのかサッパリ分かりませんでしたけど、
大田には金山城というのがあるんですね~
その金山なのか???今もサッパリ分かりませんけど、、、。
しかし随分とこの城跡は石垣などが上手いこと残ってますね
これはちょっと見てみたいですね~
URL | タマチャリン #-
2019/10/27 20:23 | edit
こんばんは
いきなり遠くの城跡に行かれましたね。
この石畳の通路は雨が降ったら、草鞋では滑ったでしょうね。
そういう事も考えて城づくりしているんでしょうか。
東京の多摩地区には八王子城跡や滝山城跡もありますね。
URL | 西やん #-
2019/10/27 20:26 | edit
Re: こんにちは
くろすけさん
こんばんはー
城跡巡りは、当方良く分かってないんですよ~
おつきあみたいなものです(笑)
横山光輝氏のは10年以上前だと思いますが三国志を全巻読みました。
三国志だけですが・・・
くろすけさんはだいぶ色いろな武将のをお読みになられてますね。
山城やその城跡はあまり一般的に知れらていないようで
本の中に出てきても分かり難いですね。
この城も1469年築城と有り、その後に様々な武将から十数回の
攻撃を受けたらしいのですが、一度も落城しなかったようです。
仰せのように難攻不落ですね。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/10/28 00:47 | edit
Re: タイトルなし
タマチャリンさん
こんばんはー
ああ、上毛かるた と云うのがあると聴いてはおります。
モチロン内容は分かりませんが・・・
その世界では金山城は山城としては結構有名らしいですよ。
この山には柱状節理と言う岩(石)があり、
その石を上手く石垣に利用できたらしいですが、
今から550年も前によくもこのように素晴らしい石積と
山城を造ったものだと感心しまたよ。
流石に100名城です。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/10/28 00:49 | edit
Re: こんばんは
西やんさん
こんばんはー
城跡はおつきあいと云うか、お供と云うか、そんな感じで
歩いております。
築城が1469年と有りますから
その時代に石垣はもちろんですが、石を敷いた道は凄いですね。
滝山城跡は歩いてみましたが、なかなか面白かったですよ。
機会があったら八王子城跡も歩いてみたいです。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/10/28 00:50 | edit
金山城
こんばんは~
滝山城に続いては、金山城へも登城しましたか!
何だか南へ北へと城攻めして、版図を広げているようですね~(笑)
金山城は最後のコマの復元された石垣がいちばんらしいところですよね。
私が行った5年前は、まだ造成したてでしたけど、草や苔も付いて、城跡の雰囲気が出てきましたね。
URL | ふさじろう #-
2019/10/29 22:36 | edit
Re: 金山城
ふさじろうさん 019-10-30
こんにちは!
既に5年も前に行かれましたか!
流石に「城と言えばふさじろうさん」ですね。
当方の場合、何も知識が無くどちらかって言うとお供で
蜘蛛の巣払いとクマの盾にされているのですよ(笑)
こう言うと城跡巡りをされている方から見れば不謹慎な輩と非難されそう
ですが、左脚のリハビリ兼ねて行ってみました。
この城跡は立地と柱状節理を上手に使って(偉そうに言っても知浪途ですが)
なかなかのものでしたね。
仰せのように最後の写真からの石垣はその時代を超越しているように感じました。
*何も知らずに勝手に言っています*
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/10/30 12:02 | edit
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