FC2ブログ

好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)

実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作

宮沢湖(溜池)隧道を辿る-1(入間第2用水)2019-12-13  

宮沢湖(溜池)隧道を辿る-1(エコツー・入間第2用水)2019-12-13

338a 小瀬戸・頭首工・・・エコツー探索隊 90:20
☆IMGP9338A
◇頭首工とは文字を見ると部外者には理解し難い言葉である。
  ここの場合に堰(堤)によって「頭首」の高さまで水を押し上げ、
  取水口に導くための堰などを含めた総称を云うらしい。
  更に、「工」とは差し渡す(一方から他方へ架け渡す)こと。

宮沢湖は入間西部の農地に配水するための溜池である。
その水源は名栗川(入間川)で、飯能市小瀬戸から取水してい
る。
今回はその水路を辿ってみた。宮沢湖への水路はそのほとんど
が隧道である。当然ながら取水口や開かれているところしか見
ることは出来ない。それで隧道を辿るのは現実的ではなく、取
水口などの開口部と途中の開渠部を探索するしかない。

辿ろうとする水路(隧道)の概要は次のようになる。
O氏やWebからの情報を基に国土地理院さんの上に記してみた。
いつもながら、何か足りないと思ったら宮沢湖が無い、それと滝不動の先から
299号のバイパスの下までは水路(開渠)が続くので後日修正。
地図 宮沢湖への水路(隧道)
☆地図 小瀬戸ー多峯主山ー滝不動 入間第2用水路 国土地理院


342 飯能市小瀬戸 名栗川(入間川)
☆IMGP9342

◇ a 
☆img039a

経路
【取水口】・飯能市小瀬戸(名栗川左岸)=隧道=同市久須美・沈
【砂池(槽)】=隧道・永田台=【開渠部】=隧道武蔵台=サイホ
ンにて西武鉄道と国道299号を潜る=【開渠部】=隧道=宮沢湖西
岸に注ぐ

川縁の徘徊を好物としている者にとって、前々から関心があり
いつかは探索してみようと思っていたのだが、偶然にもエコツー
の会議の中で、O氏の説明をお聴きする機会を得た。
映像を交えた詳しい説明に、これは是非行ってみなければの想
いが大きく湧き上がり、出席者の中から自然に「行くべきだ、行
かねばなるまい」となったのだ。

339 取水口・名栗川(入間川)左岸
☆IMGP9339

いかにこの会は変人・・・いや、高尚な学術的探究心をお持ちの方
が多いのかと改めて見直した。

それで早速、NAさんが得意の計画を立て、この日に探索の運び
となった。

業界外の者で「入間第2用水」というものが分かる人はかなりの
変人か、用水路マニアだ。

分かり易く言えば「宮沢湖の水は何処からきて、何処に行くのだ!!」
なのだが、一般的にはそれすら関心が無いだろう。

さて当日の12月13日金曜日は、前途を暗示するような曇天で
あった。
先ず、取水口からだが当方はこの辺を何回か徘徊しているので
大体見当がつく。
この日も名栗川(入間川)は台風19号の影響をいまだに引きず
り水の色が薄く白濁している。

336 上流側に「赤い弁天橋」が見える。
☆IMGP9336

340
☆IMGP9340

341 取水口 ゲート(農業用水のシーズンオフのために閉じている)
☆IMGP9341

343
☆IMGP9343

344
☆IMGP9344

345
☆IMGP9345

337 取水部
☆IMGP9337A

現在開放状態・・・宮沢湖に水を送るには、開放されているA部を
遮断し、取水口Bに流入出来るだけの水位にする。

346
☆IMGP9346

学術調査?をしっかり行った後、
取水口の開閉管理を担当されている方の話を伺う機会があった。
この用水路は運用が始まって既に七十余年を経過、管理されている方も
二代目の方が引き継がれている。

現在も5月から9月の通水時期には大雨や台風などの影響を受けるので
24時間、開閉指示がいつ来ても対応出来るようにしているようである。

以前は天気予報も今ほどの精度は無く、それも今のように電動ではなく、
手動の力仕事で伝令があれば夜中の雨中でも開閉作業しなければならず、
心身的にとても大変だったとのこと。

宮沢湖側には水位の監視をされている方がいて、運用当初は今のように
通信手段が発達していたわけではなく、流量制御の発生時には自転車で
伝令に着ていたようである。

~ ~ ~ ~ ~

 名栗川 弁天橋をさまよう 小瀬戸~小岩井2017-09-30

さて、探索隊一行は取水口を後にして、ついでということで少し
上流側にある「吊橋・弁天橋」に立ち寄ることにした。

348 対岸の「無量寺」に向かう探索隊
☆IMGP9348

349 古い橋脚が残っている。
☆IMGP9349
吊橋が出来る前はそこに橋があったのだろう。しかし大雨を回避できるだけの
高さや、橋脚の耐久性が無かったのだろう。

350
☆IMGP9350

351 弁天橋の上流側から下流を見る。
☆IMGP9351

左が小瀬戸、右は小岩井・・・
 
352 
☆IMGP9352
私が河原に降りて「勝手な川の観察員」の任務をこなしている間に
学術探索隊?は小岩井側の「無量寺」に向かったようである。

353 
☆IMGP9353
354
☆IMGP9354

この日12月13日は「弁天橋」の後に久須美の「沈砂池」~永田台と武蔵台
間の山の中にある「開渠部」に向かう・・・

⇒ -2へ続  

      
◆奥武蔵・飯能情報ランキング◆
下のアイコンを「ポチッ」として戴くとポイントが加わり情報ランキングへ  

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 飯能情報へ
にほんブログ村
ウォーキング情報ランキング
にほんブログ村 アウトドアブログ 散歩・ウォーキングへ
にほんブログ村
スポンサーサイト



Posted on 00:50 [edit]

category: 飯能エコツーリズム

コメント

こんにちは^^

面白い試みですね~^^

この宮沢湖に限らず、日本各地に溜め池があり、風光明媚な池は
撮影ポイントになっていますが、水の出入りはあまり注目されて
いませんでしたね

今回の記事の中でも、一旦、川の流れをせきとめて、引き込むという
方法も興味が湧きます。
貯めた水をポンプで吸い上げるのであれば、自然の流れだだと
水量の増減があって、空気が入ってしまう危険性を除外するため
なのかな?と勝手に想像しましたが・・・実際は、どうなのでしょうね^^;

URL | くろすけ #-
2019/12/25 13:37 | edit

宮沢湖

こんにちは~
宮沢湖には、ムーミン谷があるという、今では誰もが知る大きな秘密がありますが、(笑)
名栗川から取水しているという、誰も知らないこんな秘密があったのですね~。
私は水は周りのゴルフ場の山から流れてくるのと、他は雨水を貯めたものとばかり思っていました。
取水するなら、高麗川の方が近そうですが、水量が少ないからでしょうか。
今回は目からウロコのレポートですね~。

URL | ふさじろう #-
2019/12/25 16:58 | edit

こんばんは

今晩は山人さん。
弁天橋の下流に、取水堰が在ったんですね、素通りしていました(笑)。それにしても、此処から宮沢湖まで送水するなんて、更に流れを辿るとは大変でしたね。右岸側の無量寺、3年前の大雪で潰れましたが、再建されているんでしょうね。では、また...

URL | ぶらっと遡上探索 #-
2019/12/25 19:32 | edit

こんばんは

暗渠部を歩いたのかと心配しました。
多摩川水道を歩いたときも暗渠に吸い込まれていました。
昔の水道跡をたどりましたが暗渠部をたどるのもあるんですね。

URL | 西やん #-
2019/12/25 22:28 | edit

これは実に興味深いですね~
私もどのような経路を経て宮沢湖に水が注がれているのか
とても興味がありました
できれば、、取水口の中が見たい!!!
ま、それは無理でしょうけど、、
地図を眺めるだけでも用水路というものはワクワクしてしまいますね~

URL | タマチャリン #-
2019/12/25 22:47 | edit

Re: こんにちは^^

くろすけさん
こんばんは!!
何年か前にここから水を引いていると云うことを聴きました。
しかし何処を通って宮沢湖まで行っているのか興味がありました。
今回、詳しい方の説明を聴く機会があり、現地に行ってみました。
ポンプは使わず自然の落差9.75mで延長5,439mの水路を流しています。
この数字を見た時に昔の日本の土木技術は凄いな~と思いました。
1mの自然落差で557mですから、この勾配で山の中を通ってよく水が引けたものだと
感心しますね。そう言えば玉川上水もほとんど落差の無い用水で凄い技術ですよね。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/12/26 00:52 | edit

Re: 宮沢湖

ふさじろうさん
こんばんは!!
そうなんです 今、宮沢湖はム~ミンです。
その前は大きな釣り堀のような・・・本来は灌漑の一部だったのですね。
70年前であれば近隣の人は知っていたのでしょうが、だんだんと知っている
ひとも減って、市内の人でもわかっている方は少ないのではないでしょうか。
ゴルフ場の下を潜って宮沢湖の西岸に吐出しています。
高麗川の方が距離的には近いですが、標高差で水路が出来ないようです。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/12/26 00:53 | edit

Re: こんばんは

ぶらっと遡上探索さん
 こんばんは!!
弁天橋に立ち寄りされましたね~ その少し下流に入る所があるのです。
昭和の初めに造られたのですが、水路はほとんどトンネルで、当時は人力で
良く造ったと思います。勿論その土木設計も自然落差の小さなところを
素人目には良く出来たと思います。
無量寺が雪でやられたとは知りませんでした。
他の者が行っていますので再建されたと思います。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/12/26 00:54 | edit

Re: こんばんは

西やん さん
こんばんは!!
暗渠部は高さ160cm~170cm 巾120cmで人が通れるのですが
以前に途中の開渠部からコウモリの調査で入った方の話では
途中に鉄柵があって通しでは歩けないようです。
この日は開口部を全部探せなかったので、別な日に辿る予定です。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/12/26 00:55 | edit

Re: タイトルなし

タマチャリンさん
 こんばんは!!
だいぶ以前、入間川を歩いている時に小畔川と云うのがあり、
その水源が宮沢湖らしいと聴いて、それでは宮沢湖はの水源は何処と
調べると名栗川(入間川)だったのです。しかし名栗川(入間川)からトンネルで
宮沢湖に水を運んでいるとは! 
それもだいぶ昔に造られたので興味がありました。
たまたま水路(ほとんど暗渠)の地図を見る機会が
あって、開渠部だけでも見てみようと行ってみたのです。
やっぱり高尚な探求心をお持ちの方がいるのですね。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/12/26 00:58 | edit

おぉ、、、いいですねいいですね〜!!
私は取水堰とか用水路大好きなんですよ〜(^_^)
入間川周辺にあったんですねぇ。
ツーリングがてら行ってみようと思います!

URL | まあも #-
2019/12/28 11:50 | edit

Re: タイトルなし

まあもさん
 こんにちは~
取水堰、用水路・・・やはりお好きな方がいらっしゃるのですね!!

飯能エコツーリズム、エコツア―になるかどうかの題材探しを兼ねて
います。
しかし、これはあまりにもマニアックかなあと思ったりして
じつはこの後、道なき道を藪漕ぎしたりがあって・・・
エコツア―にはそれなりのご年齢の方もお見えになりますので
どうしたものかと・・・
 水路の大部分が暗渠ですので、途中途中の開かれた部分を
探索品がら歩くことになります(笑)



URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/12/28 17:17 | edit

良いお年を

今晩は山人さん、コメントありがとうございます。
重厚感がある建物、ふんだんな資金と手間を掛けて造りますから、芸術的な建物になるのでしょうね。量産的に造られる現在の建物では、こうはいきませんよね。
2日前に、7年振りの風邪を貰ってしまいました(笑)。今回のインフルエンザは例年になく、流行りそうとの事ですよ。山人さんも、お気を付け下さい。では、良いお年を...

URL | ぶらっと遡上探索 #-
2019/12/30 16:43 | edit

Re: 良いお年を

ぶらっと遡上探索さん
 こんばんは
風邪ですか、お大事になさって下さい!!

2年前にインフルエンザに罹ってしまい、辛い1週間を過ごしましたので
翌年から11月に入ると予防接種をしています。高齢者ですから行政の補助があり
安価ですので、毎年受ける予定です。
接種しても100%罹らないワケではないらしいですね。

来年もよろしくお願いします。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2019/12/30 20:32 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://mkaifuu.blog.fc2.com/tb.php/611-e18aee7e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

カウンター

プロフィール

カテゴリ

最新記事

リンク

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード