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好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)

実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作

宮沢湖・入間第2用水路を辿る-3 サイホン~宮沢湖(終回) 2020 01 24   

宮沢湖・入間第2用水路を辿る-3 サイホン~宮沢湖(終回) 2020 01 24

820 宮沢湖は農業用溜池として1941年に完成した人造湖である・・・が、今はム~ミンの世界を模する湖でもある。
☆IMGP9820

昨年の12月に第2用水路、宮沢湖(溜池)隧道沿いを歩き始めてやっと宮沢湖に辿り着いた。

【宮沢湖は入間西部の農地に配水するための溜池である。水源は名栗川(入間川)で飯能市小瀬戸から取水し水路5,439mを通水して宮沢湖に注いでいる。その水路を辿ってみるのだが、大部分が多峯主山の北側を西から東へ貫く隧道(通水するためのトンネル・暗渠)で、取水口や一部の開かれているところしか見ることは出来ない。】

地図40
☆地図 40永田台-多峯主山ー高麗峠-宮沢湖 国土地理院

実際には隧道を辿ることは困難で、この辺を隧道が通っているだろうとの想いを描きながら、小瀬戸の取水口から先は沈砂池や途中の開渠部・水路などを探しながら辿るのが現実的だ。   

前々回‐1 ⇒
 
 宮沢湖・入間第2用水を辿る-1 取水口から

前回 ‐2 ⇒  宮沢湖・入間第2用水を辿る-2 沈砂池~武蔵台・開渠部

この日は前回からの続き、地図40の⑤辺り、299号(旧)沿いにあるサイホンから宮沢湖を目指すことになる。
飯能駅に集合し、飯能駅乗車で高麗駅下車、本来であれば全て歩いても良いのだが老隊への気遣いで、行は電車、帰りは宮沢湖からバスでと言うことになった。

754 滝不動
☆IMGP9754
予定通り一行は高麗駅で下車、国道299号(旧道)を飯能方面に向う。日高市との境を目指し途中の滝不動に寄道する。

910
☆IMGP9910

913 向うは日高市・・・左から西武秩父線―(小川)―299号(旧道)
☆IMGP9913
さらに情報を基に日高市から飯能市側へと市境を超えてサイホンの形跡を探すことになる。(現役なので形跡ではないが、極めて形跡的だ(形式ではない))

例によってNさんが引っ張ると

915 299号(旧道)沿いの山側に冬枯れの草に覆われた石積が現れる。
☆IMGP9915
地図の ⑤ 付近である。

919 方形の石積、これがサイホンの出口端のようだ。
☆IMGP9919

920 石積の上部を見ると取っ手があるので、
☆IMGP9920
メンテナンス用に上部が開口するのだろうか。
道路は299号(旧道)、その右側は小川、更に右は西武線。

925 これがサイホンの出口端とすれば、
☆IMGP9925
その反対側に入口端があるはずと探してみると

926A 下の図の C部 小川と西武線の間の斜面になにやら人工物が見える。
☆IMGP9926A
これがサイホンの一端(入口端)かどうか分からないが、諸々の事情(折角来たのと、マダ先に行く予定と)によってここではサイホンの入口部分と云うことにする。

041 サイホン(逆サイホン)部の想像図(信頼性無し)
☆サイホン 041

A:サイホンの入口があるはずだが、現地確認できず。
B:西武鉄道
C:926写真
D:小川
E:299号(旧道)
F:サイホンの出口端
G:一旦、北に向かい滝不動の南側から東の水路(開渠)に入る。

~ ~ ~ 

サイホンを確認したこととして、次の水路へ向かう。

929 小川の上にカラスウリ(烏瓜・唐朱瓜)、向う側は西武線
☆IMGP9929
932 滝不動の北側
☆IMGP9932

933 滝不動の北側、右の小川は913からサイホンの上を流れて来たもので
☆IMGP9933
左の小川は東のバイパスの方から来たもの。
サイホンから来た水路はこの左の流れに逆行しこの山側を西から東に流れて行く水路(開渠)があるので、その確認に小川沿いを東に進む。

地図の ⑥=⑦ 水路に進む。

773
☆IMGP9773

774A 上が水路(←西から東へ)、下が小川(東から西へ→)
☆IMGP9774A

776 水路へ
☆IMGP9776

777 上が水路、下が小川
☆IMGP9777

781 小川と藪を越えて水路へ
☆IMGP9781

782
☆IMGP9782
783 地図の ⑥=⑦
☆IMGP9783

787 地図の ⑦バイパスの法面から隧道になる。
☆IMGP9787

791 
☆IMGP9791

793 バイパスの法面に
☆IMGP9793

794 
☆IMGP9794

797 中央の青い鳥籠状の囲いから水路は法面(バイパス)に潜り隧道になる。
☆IMGP9797

798 この森の先が用水路の終端、宮沢湖 
☆IMGP9798
~ ~ ~

宮沢湖へ向かう。

地図40 
☆地図 40永田台-多峯主山ー高麗峠-宮沢湖 国土地理院

この先は次のように進む
⑦水路→B高麗峠入口→C高麗峠→D分岐→E宮沢湖→F堤→Gメッツァビィレッジ

799 高麗峠への道
☆IMGP9799
800 ほほえみの丘を左手にみて直進
☆IMGP9800

802 富士見峠を左手にみて直進
☆IMGP9802

807 
☆IMGP9807

809 地図のE付近(宮沢湖北岸から南岸を見る)
☆IMGP9809

813 対岸はメッツァビィレッジ
☆IMGP9813

814
☆IMGP9814

815 地図F付近 堤の北端にある調整水路
☆IMGP9815
設定水位を越える(越えそうになった)時の余剰水の放出路かな・・・(素人考えで全く信頼性なし)

816
☆IMGP9816

817 入間西北部の農業用水供給路(正確なところは不明)
☆IMGP9817

◇ここから更に辿ると笹井堰(入間川)の上流側に注いでいる。
それと小畔川も宮沢湖を源流にしていると言われているので、いつの日か
更に辿ってみたい。

~ ~ ~

以下はムーミンバレーパーク等の工事が始まる前、2016年5月に記録した
もので、水量が多いのは用水の利用期間であるためだろう。

◇077 宮沢湖に注ぎ込む2016年5月
☆IMGP5077

◇078 宮沢湖に注ぎ込む2016年5月
☆IMGP5078

◇079 宮沢湖に注ぎ込む2016年5月
☆IMGP5079

◇081 宮沢湖に注ぎ込む2016年5月
☆IMGP5081

◇今回の宮沢湖への隧道は入間川(小瀬戸)から取水し、隧道を経て宮沢湖に入る。宮沢湖から農業用水として配水した後に入間川(笹井堰上流側)に注ぐ経路と小畦川から越辺経由して入間川に注ぐ経路があるらしい。

以上、水路の部外者が記したもので誤りが多々あると思われる。お気付きのところはご教示頂ければありがたい。

*** 宮沢湖隧道を辿る・・・おわり ***


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Posted on 20:12 [edit]

category: 飯能エコツーリズム

tb: 0   cm: 6

コメント

こんばんは

関東平野は勾配が無く丘陵も少ないので水には苦労したようですね。
玉川上水でも暗渠やサイホン部分があります。
先人は水を大事にして下流に流していたんですね。
宮沢湖が灌漑用の池だとは初めて知りました。
谷戸の湧き水が溜まったのだとばかり思っていました。
大変勉強になりました。

URL | 西やん #-
2020/02/16 21:45 | edit

実に興味深い内容でしたね
夏場の用水の使用量が多いときは取水口も全開「という感じなんですかねえ~
滝不動の水が何処から来ているのかも気になっていましたけど、
確かに地図を見ると高麗川から水を引いてますね~
あ~でよく考えたら目の前を素通りするだけで寄ったことが無かったです!!

宮沢湖の先の用水路が何処に行くのか気になって地図を見たら
最後は入間川なんですね
高麗川から引いて入間川に流れるってのもなんだかロマンですね

URL | タマチャリン #-
2020/02/16 22:44 | edit

Re: こんばんは

西やん さん
こんにちは

確かに関東平野は広く緩やかですね。
広い平野で水が少ないと作物、耕作に苦労したのでしょうね。
宮沢湖関係は第2用水というらしいのですが、
これが取水から宮沢湖に注ぐまでの落差がほとんどなく
山をくり抜いて、谷の上を通したり、小川の下を潜って
通水したりで、すごい土木技術だと思いました。
玉川上水もあの時代に良く設計して出来たものですね。
現代のような精密計器やGPSなど諸々の機器、技術があったわけではないでしょうから
全て手作業の測量、設計でしょう…部外者には想像できず気が遠くなります。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/02/17 12:08 | edit

Re: タイトルなし

タマチャリンさん
こんにちは
 年寄りの徘徊を兼ねて歩いてみました。
他から見れば、極めて怪しい行動に映るのではないかと心配しながら
聴かれた時に、なんと言い訳するかいつも考えていましたよ。
水を使う時期は田畑が始まる4、5月から9月までだそうで、その時期には
取水ゲートから沢山の水を採ったのではないでしょうか。
滝不動の水?私も今気が付きませんでしたが、多峯主山の方から流れ出している
のではないかと思います。
仰せのように宮沢湖からは南東の入間川の笹井堰に行く経路。
それと小畔川に行くのがあるようです。
小畔川の源流が宮沢湖と記された情報があります。
それで小畔川から越辺川に行き、最後はまた入間川に合流してしまいます。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/02/17 12:11 | edit

こんばんは

今晩は山人さん、コメントありがとうございます。
宮沢湖、まだ混んでいますか、空いたら行ってみたいです。
大岡川の源流は横浜で三番目に高い円海山、高いと云っても標高153mしかありませんけど(笑)。一帯の氷取沢市民の森からの湧水が幾つも集まってのものです。なので、源流域と云う曖昧な源流表現になっています。でも、其のお陰で山登りが省略出来て楽でした。次弾の古利根川も引き続きご覧願います。では、また...

URL | ぶらっと遡上探索 #-
2020/02/18 19:28 | edit

Re: こんばんは


ぶらっと遡上探索さん
 こんばんは
大岡川の源流はそういう事なんですね~ それで源流・・・域と・・・
確かに曖昧と言えばそのようですね。

宮沢湖、今はだいぶすいてきたようですよ。
特に平日ですと我々が歩いた北から東の堤防、南岸側とあまり人はいませんでした。
飯能駅北口からシャトル便が出ていますのでそれに乗られると良いかと思います。
飯能駅の北にある丘陵を目指して歩いても行けますが。
駅の改札を出て右すぐに案内所「ぷらっと飯能」(ぶらっと遡上探索さんと似ていますね)があり、
ここで地図を貰えるかも知れません。

URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/02/18 20:45 | edit

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