好日奥武蔵 (奥武蔵の山人)
実践記 ウォーキング、トレッキング ノ ススメ...稚拙な好奇心...時折下手な工作
2020/12/12 Sat.
有間川_源流を目指す –3 滝の入橋~栃の木入橋 2020-11-23 
634 有間川

前回は⇒ 有間川_源流を目指す –2釣り場~龍神渕
626 瀧の入橋(滝の入沢、ここからすぐに有間川に合流します)

今回の-3は「瀧の入橋」から上流を目指すことになります。
ここで…ドウデモ良いのですが少し気になったことがあります。
橋の親柱には橋と川の名が書かれているのですが、
上に記したように橋名は「瀧の入橋」、川名は「滝の入り」となっているのです。
何だろうと思いますね。
同じ橋ですよ。橋名と川名を書いた人が違うのでしょうか?
仮に違っても打ち合わせたりしないのでしょうか、
それとも橋と川では役所の管轄が違ってどちらも合わせようとしなかった…
…分かりませんがね。
因みにここが起点の林道では「滝の入線」と表示されています。
627

628 滝の入り

630 左は「林道滝の入線」

瀧の入橋を渡り(上の画像では振り返って見ています)上流を目指します。
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935 有間川

砂利の残っている部分と現状の川幅を見ると、台風19号の出水時には何十~何百倍の水量になっていたのか、恐ろしい感じがします。
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なかなか良い感じの谷(有間川)が続きますが、谷底に降りてみる時間がないのが残念です。
ここで時間をとられてしまい ⇒ 有間川_源流を目指す -1晩秋を彩る名栗湖畔 2020-11-23
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642 歩を進めます。

643

主だった木の紅葉はとっくに過ぎているですが、この時刻、曇り気味の天気の下、名知らずの木々の葉が黄色に染められて意外と綺麗だったですね。
644 有間川左岸の枯れた支流

645 有間川本流

647 切通しを抜けると

648 北側に少し青空が見えてきました。

649 スギが植林されています。

651 斜面に道があります。

方向的には大名栗林道方面に行っているはずですが、後日みた詳細図には記載がないので、林業専用路とか、一般人は歩けない道かもしれません。本線からの入り口は金網で閉じられています。
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大きな岩の角に丸みがあります。
大雨の度に他の石と接触したり転がったりで削られたのでしょうが、何十年、何百年とかかっているのでしょうね。
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658 この辺は川底が広がって、穏やかな感じがします。

659 橋が見えてきました。

北東(有間川の左岸)から流れ込んでくる「栃ノ木入沢」に架かる「栃木入橋」です。
後日みた詳細図では有間川本流よりも長い感じがしましたが、実際に両方の「流れ出し」部まで行ってみないと分からないですね。
660 橋名は「栃の木入橋」、「栃」の字の上部分しか残ってないですが…

661 橋のすぐ近くで「栃ノ入沢」は有間川に合流します。

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自分的に好みの谷が続き、見惚れてなかなか先に進めないですね。
668

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671 これが有間川の上流部です。

谷の感じが素晴らしいですね。時間さえあれば、岩まで降りてじっくり見たいところです。
672

この日は15時までに戻る都合があり、この辺で引き返すことにします。
673 右岸側から谷が流れ込んでいます。11:26

彼の有名な「林道タマチャリン氏」から有間川の上流は「白岩沢」と
のアドバイスを頂き、後日改めて詳細図を見直すと近くに白岩沢と記されたところがありました。
11月23日の時点では時間の都合により「栃の木入橋」の少し先で引き返したため、林道有馬線を踏んでなかったようです。
674 戻りの「栃の木入橋」

◇ 地図有間川02

この日(11月23日)は地図の⑱の手前にて引き返し、有間川の源流と思われる所には到達しておりません、改めて29日にトライしてみました。
* * * 有間川_源流を目指す-4 に続きます。 * * *
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Posted on 20:50 [edit]
category: 名栗川 入間川 その他の河川 湖沼
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有間川_源流を目指す –2釣り場~龍神渕~ 2020-11-23 »
コメント
これは凄い景色の連続ですね
何というか、台風で削られた川底がなんとも独自の雰囲気というか、、
上手い言葉が見つかりませんが、とにかく凄い!
斜面の道も気になりますが、私が想像していたよりも
遥かに日差しのよく届く明るい林道なんですね。
これは行ってみたいなぁ~~~
まぁ、今となってはここ迄行ける自信がありませんけど、
ちょっと鍛え直して、来春に挑もうかなぁ、、
そうそう、、有名ではありません!
URL | タマチャリン #-
2020/12/12 22:33 | edit
Re: タイトルなし
タマチャリンさん
こんばんは~
予想しいたよりも面白い景色が見えました。
自分的には川と言うよりも谷って言う感じです。
小さい滝も時々あり、大きな岩に絡む木もなかなか
深山の雰囲気があります。
ああ明るいですか~ 狭い谷間を進みますので
時刻によっては日が差していないのですが、木立の中を
行くわけではありませんから明るい感じがするかもしれませんね。
多摩川の方から自転車で来るのでしたら、大変だろうと思います。
少なくとも私には無理ですが、タマチャリンさんでしたら充分に
可能かと…勝手なことを言ってしまいます。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/12/13 00:09 | edit
おはようございます
地図に載っていない道を歩くのは勇気がいりますね。
突然に道が崩落していて行きどまりになっていたりします。
伊豆でそういうところに出くわして長い道のりを戻ったことがあります。
この有馬川の上流は谷が深くて道の上は崩落の心配はなさそうですね。
クマや猪の恐れはないのでしょうか。
動物との突然の出会いも怖いですよね。
URL | 西やん #-
2020/12/13 09:25 | edit
Re: おはようございます
西やんさん
おはようございます。
地図に載ってないとか、人がほとんど通らない道は気分的に
違いますね。
そんなとこで、逆に人とばったり会ったりするとドキッとします。
奥武蔵近辺でしたら、迷っても大方の検討はつくのですが
他の処ではやはり怖いですね。
幸い熊にも猪にも人にも出会わなかったので良かったです。
鈴を付けて、時折ガードレールや木を叩きながら行きましたよ(笑)
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/12/13 10:43 | edit
コメントありがとうございます
今晩は山人さん
今日、天気も気温も良くて、今年最後の遡上探索しようと思いましたが、此処数日の半端ないコロナ感染者数の多さにビビリ、中止にしました(笑)。「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え」好きな言葉ですが、散策記事も同じ様で、次に来られる人の参考になればと思い、色々と検索しては記事を盛っています。自分への勉強、木瓜防止にも役立ちますよ。
有間川の続編、自然豊かな景色に混じって、台風のダメージが彼方此方と未だ残っていますね、かなりの山間なので此処まで手が回らないのですかね。源流散策、気お付けて下さいね。では、また...
URL | ぶらっと遡上探索 #-
2020/12/13 18:13 | edit
Re: コメントありがとうございます
ぶらっと遡上探索さん
こんばんは
天気が良く、暖かくて探索日和ですがコロナの勢いには参りますね。
残念ですが、止むを得ないです。
ここまで増えてくると、何時、何処で感染しても不思議ではないですね。
こうなってくると自分は無症状で感染しているのかもしれないと思ったりしますわ。
「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え」・・・良い言葉です。
知らなかったです。遡上歩きにそのような考えをお持ちとは素晴らしいですね。
良いことはすぐに真似をしようと思います…が、すぐ忘れちゃいます。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/12/13 20:21 | edit
こんにちは
川の源流に近くなりましたね^^
山奥になると川で見られる岩の状況で様々な経過が想定できますね
苔むした岩だと、流れ着いて相当な年数が経過した一方、まだ
奇麗な白色系の岩肌の物は流れてきて間もない可能性が・・・。
不思議なのが上流に向かっていくと素人考えでは段々、川幅が
狭くなると思ってしまうのですが・・・狭かった先に幅広の河原が
あったりして。
箇所によっては、狭かった谷が上流からの土砂で埋められて
しまったという事もあるのでしょうか?
URL | くろすけ #-
2020/12/14 14:51 | edit
Re: こんにちは
くろすけさん
こんにちは
こんな山奥ですが、昨年の台風19号の爪痕がまだまだ残っています。
土砂で谷が埋まったり、路肩の崩れ、名栗湖の西側なども大量の土砂で
埋まり、ダンプカー延べ何台でしょう、4桁? 運び出していましたが、
また埋まります。
谷の広い狭いは推測ですが、地盤の柔らかい所は出水の度に削られて広がり、
堅い岩などで守られた所は狭いままのような気がします。
それと、くろすけさんのお考えのように狭い谷が埋められると底が上がるのと
広がるのがあると思いますね。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/12/14 16:25 | edit
有間川
こんにちは~
晩秋の名栗川上流部を楽しませてもらってます。
今回のコメントのやり取りの中で、
「・・上流に向かっていくと・・段々、川幅が狭くなると思ってしまう・・狭かった先に幅広の河原があったりして。狭かった谷が上流からの土砂で埋められてしまったという事もあるのでしょうか?」
「谷の広い狭いは推測ですが、地盤の柔らかい所は出水の度に削られて広がり、堅い岩などで守られた所は狭いままのような気がします。・・狭い谷が埋められると底が上がるのと広がるのがあると思いますね。」
とありました。
私も今まで見かけていましたが、原因を深く考えたことがありませんでした。
自分で漠然と思っていたのは、横からの枝沢が集まって水量水勢が増してほんとの源流部より川床を削るのかな~と。
広いか狭いかよりも源流部の方がなだらかで穏やかでというのをよく見かけますね。
それとだいぶ前のことですが、上流に行くと水量はどんどん少なくなるものと思っていたら、急に増える沢もあって驚きました。
原因が分かりました。
急に増えるのではなく、ある地点より下流側の水量が急に減っているのでした。
暗渠で取水されていることを、うかつにもその時まで気がつきませんでした。(笑)
URL | ふさじろう #-
2020/12/16 11:24 | edit
Re: 有間川
ふさじろうさん
こんばんは
急に寒くなりまして、昨晩は雪が少し舞いました。
この程度の寒さは良いのですが、コロナにはホントに困りましたね。
川幅の件、考えるとキリがありませんね~
私も深く考えることはありませんでしたが、
その場所の様々な環境・兼ね合いでその幅がある感じでそうか。
仰せのように狭い谷が埋められれば広がります。
岩が固ければなかなか広がらないですが
蛇行して外側が軟らかい処があれば、出水度に削らて広がっていくような気がします。
そうですよね砂利が溜まっている処も暗渠のように水が隠れてしまいますね。
あまり、イヤ殆ど考えずに歩いていましたが、おかげで少しは考える切っ掛けを頂き
有り難うございます。
URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #-
2020/12/16 20:52 | edit
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